ポジティBlog

吹奏楽部入門!楽器の練習方法やメンタルから人間関係向上方法など。私の経験も含めてのブログです!

吹奏楽部の部長さんのお悩み解決!

こんにちは!ポジティブ先生です。

部長になって悩みは絶えませんよね!

今回は、多くの部長さんが悩まれている解決方法と心得を記事にしています!
記事を読んで、少しでも気持ちが楽に、また解決してくれたらと思います!

 


「吹奏楽部の部長さんのお悩み解決!」

 

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【悩みがあって当たり前】 

 

 

みなさんは、どのように部長になられましたか?


部員から推薦、もしくは顧問の先生から指名されたなどあると思います。
そして部長になったからには、頑張ろう!という気持ちでスタートしたと思います。

しかし、人の上に立つ立場というのは悩みもたくさん出てきますよね。
そして「私にはむいていない」「もう無理。やめたい」という気持ちになります!

それは、部活のことを一生懸命考えて頑張っている証拠で当たり前のことです。
そして部長をしている、ほとんどの人が通る道です。

ただ、部長にはそれを乗り越えたときにしか経験できないことがあります。
その代表的なものを紹介します。

 


・たくさんの仲間と引退する前の最後の合奏(本番)で、1つになった時の喜び、感動を経験できる。
これは、部長以外でも感じますが、部員と部長の感じ方は全然違います。

 


・人間性が磨かれる
たくさんの部員をまとめることで、今の自分から1歩も2歩も成長できる。

 


・たくさんの人から信頼される人になれる。
これは引退するときに感じることができます!ただ今は、逆に嫌われているように感じることのほうが多いと思います。

 

【お悩み解決 】

 

それでは、私が部活動で指導してきた中で、今までの部長が悩んでいた代表的なことを同級生編、後輩編で解決していきたいと思います。

 


同級生編

 


1こっちの指示を聞いてくれない人がいる。

同級生では、必ずと言っていいほどこういう人はいます。
まずは、なぜ聞いてくれないのか考えてみましょう。

自分は正しい指示を出しているのに聞いてくれない場合に考えることは

・自分は、普段その人に対しての態度はどうなのか?
・自分自身、その指示をできているのか?口だけになっていないか?
・その人は、ほかに重大な悩みを抱えていないか?

など、考えてみましょう。
同級生だと「私のことが嫌いなんだ」と思ってしまいます。
もしそうであっても、こっちの態度が変わると相手も変わってくれます。
一番ダメなのは、この人は何を言っても無理だと決めつけてしまうことです。

部長として大事なことは、どんな人でも大切に思い接することです!
人を大切に思える人は、人からも大切に思ってもらえます。


少し視点を変えて接することで何か変わってきますよ。
それでも無理な場合は、顧問の先生や、副部長に相談してみよう!

 

2練習しない人がいる


まず練習するように注意する場合は、自分自身がしっかり練習できているのか考える。
もし、自分にも練習できてい時がある場合は、注意せずに自分を正す。


次に注意をする前に、なぜ練習できないのか聞いてあげよう。練習に集中できない何らかの理由があるはずです。


よくあるのが、「後輩のほうが上手くて練習すのが恥ずかしい」「いくら練習しても上手くならない」など。


頭ごなしに注意するのと、聞いてあげるのとでは全然違います。
それでも練習しない場合は、部長としての思いを伝えるのも一つです。

 


3陰で人の悪口や愚痴を言っている


1・2でも書いたようにまずは聞いてあげることが大切です。
しかし、そんなことでなおるよう人なら、悪口や愚痴は言っていないと思います。
このような問題を解決するには部活全体で取り掛からないとなおりません。


部長としてできることは、とにかく聞くこと。
ただ、自分の悪口や愚痴を言っている人であれば聞くことも困難ですよね!
その場合は、1歩下がってほっておきましょう。気にしなくていいです!


どれだけ素晴らしい人が上に立っても悪口や、愚痴を言う人はどの世界にもいます。
あとは、顧問の先生に任すことです!

 


4楽器の技術が他の部員より劣っている


そんなこと気にする必要ありません!大切なのは、練習にどれだけ真面目に取り組めているか。他の部員は、部長の態度を見ています。

楽器は上手だからといって威張っている部長より、下手でも一生懸命練習している部長のほうが何倍も魅力的で信頼できる部長です。


後輩編


1敬語や挨拶ができない人がいる


敬語や挨拶は生活の基本で大切なことなので、全員がしっかりできてほしいですよね。
こればかりは、根気強く言い続けるしかないです。

ただ、顧問の先生も言われていると思いますが、なぜ敬語、挨拶が重要なのか理由をしっかりと説明してあげることです。

 


2パート練習がうまくいっていない


楽器の上手な後輩によくあることですね。
誰でも、1度は人より上手に吹けると天狗になるときがあります。そして先輩より上手に吹けると大変です。そのパートリーダーはパート練習がしにくくなり困り果てます。


そういう場合は、パートリーダーの人とよく相談をしてパート練習の仕切る人を、その後輩にしてもらうことです。


そうすることで仕切る大変さを感じることになり態度が変わります。
しかし、その後輩だけにさすと嫌がると思うので、先輩後輩関係なくパート員全体で日交替にすることです。

 



3部活辞めたい


入部したけど、「やりたい楽器にならなかった」「練習がしんどい」など、いろいろな理由で辞めたいと言う後輩は出てきます。


その時に、部長としてできることは、聞くことと自分の体験話をすることです。
例えば、「自分も辞めたいと思っていたけど、こんなことがあって辞めずに頑張れている」など今になって感じていることなど話をしてあげよう。


ただ、部活は入るのも辞めるのも基本は自由なので強制することだけはやめておきましょう。


後輩が決断することなので、自分ができる最大限のことをしてあげよう!

以上、よくある悩みでしたが毎日のように様々な悩みが出てきます。その時に、次の章で大切なことを書いておくので覚えておいてくださいね!これだけでも、かなり解決策が見えます!

 

 

【部長としての心得 】

 


1練習に真剣


同級生や後輩は、部長がどれだけ練習を真剣に取り組んでいるかを見ています。誰よりも真剣に前向きに練習しましょう!


2人間性を磨く


人の上に立つ立場の人は、いつも自分磨きをすることです。人間として魅力的な人には自然と人はついていきます。魅力的な人になるために、自分磨きを!

 


3一人一人の人を大切に


人を大切にして、人の悩みを一緒に悩めること、これができる部長には自然と人は集まります。自分が困ったときには、たくさんの人が助けてくれます。

 

 

 

4一人でも本気


例えば、「コンクールで勝ちたい」と思っていても、周りの部員との温度差がある。
最初はそれで当たり前です!


「私は、このメンバーでコンクールで勝つ!」って決めて行動していくと、最初は自分だけかもしれませんが、共感してくれる仲間はどんどん増えていきます。

 



5ミーティング


部活でもめ事が起こった場合は、顧問の先生にお願いをして生徒だけでミーティングをしよう!ちょっとした誤解でもめることが多いです。

話し合うことで部員一人一人の思いが分かり解決することはたくさんあります。

 


6時間を守る


時間を守れない人は、信用されません。
もちろん「部活の練習には1番に来る」などは是非率先してやってみよう!


また、練習~休憩~練習の時間をあやふやにしない。休憩時間は、部員と話をしていると楽しく時間を忘れやすくなります。それでも、時間に厳しくしよう!

 

 

【最後に 】


このように部長になるとたくさん悩みは出てきますね!
この記事に書いた悩みなんて、ほんの一握りでしかありません。

今回は自分で解決する方法を書きましたが、困ったら友達や顧問の先生、家族に必ず相談してくださいね!人の意見を聞くことで人は成長できます。
一人で抱え込まないようにしてくださいね!

でも、引退するときには辛かったこと、楽しかったこと、全てが良い思い出となって一生の宝物になることは間違いありません。

これからも、最高の部長を目指して楽しみましょう!

最後までお読みくださり、ありがとうございました!