クラシック音楽の初心者入門編【今だからこそ聴こう】
- クラシック音楽ってむずかしそうだな~
- 聴いてみたいけど何から聴けばいいのかな?
- クラシック音楽の魅力って何?
この記事では、このような疑問を解決していきます。
こんにちは、ポジティブ先生です!
いつもポジティBlogを読んでくださりありがとうございます。
なかなか外に出かけることができない今、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?今回の記事はクラシック音楽について書いています。
こんな時だからこそ、家でゆっくり聴いてみてはいかがでしょうか。
それでは、本題です。
クラシック音楽の初心者入門編
【クラシック音楽とは】
私は中学校で音楽の教師をしていますが、歴史から授業をしてしまうと生徒たちは「難しそう。」という先入観を持ってしまうので聴くことを優先するようにしています。
ここでも、あまり細かく書きすぎると「やっぱり難しそう~」ってなったら嫌なので簡単に書いておきますね。
クラシックという名前の意味は、「古典」という意味です。
クラシック音楽全般は西洋の芸術音楽のことで、音楽の時代区分でいうとバロック時代からロマン派時代あたりまでの、1550年頃から1900年頃につくられた音楽のことを言います。
【クラシック音楽の魅力】
1心が豊かに
クラシック音楽を聴くと心が豊かになります。
例えば、仕事で疲れているときに弦楽器の温かい音色を聴くと癒されたり、金管楽器の迫力ある音色を聴くと元気が出たりします。
また、良い演奏に巡り合えると、心が動かされ一生忘れられない最高の感動を得ることができます。
2何度でも聞ける
クラシック音楽は、おつまみの「するめ」と同じだとよく言われます。
同じ曲でも、演奏される時代や国、そしてオーケストラや指揮者によって全然違う曲のようになります。
またクラシック音楽は様々な風景をイメージして作られています。同じ曲を子どもの時に聴くのと、大人になってから聴くのとでも全然違ったイメージになります。
3世界に1つしかない
芸術全般にも言えることですが、同じ演奏は2度と聴くことができません。もちろん、CDなどで同じ音楽を聴くことはできますが、聴く人の「今の時間」に流れている音楽は今しかありません。明日になれば、また聴こえ方は違ってきます。
4自分の音楽につながる
もし今楽器をされている人は、聴けば聴くほど自分の音楽感性が磨かれます。また、耳も鍛えられ自分の演奏に直結します。楽器演奏者にとっての教科書になります。
5体に良い影響を与える
作曲家や楽器によって奏でられる音が違うため、バッハの音楽は「集中力が増す」、モーツァルトの音楽は「癒しの効果が高い」と言われたり作曲家によっても色々な効果があるようです。また、そのようなタイトルのCDも売られています。
私は、勉強するときは「バッハの無伴奏チェロ組曲」が集中力が増すと聞き、学生の頃よく聴きながら勉強していました。
【ジャンルの種類】
みなさん、音楽のジャンルってどのくらいあるかご存知ですか?
じつは、大まかに見ても1000以上あり、その中で細かく分類すると1万以上そして今現在も増え続けています。凄い数ですよね。
そして、その中のクラシック音楽 だけでも、交響曲・管弦楽曲・協奏曲・室内楽曲・器楽曲・声楽曲・歌劇など、他にもたくさんあります。
【初心者にオススメの曲】
それでは、私が約30年間クラシック音楽を演奏したり聴いてきて、皆さんにオススメしたい曲を初級から上級に分けて紹介します。
もちろん、音楽は人によって好みが違います。ここに紹介する曲以外にもたくさんいい曲があるので、自分に合った曲を探して色々聴いてみてくださいね。
初級
1チャイコフスキー作曲 バレエ音楽 組曲「くるみ割り人形」
日本では、クリスマスの時期によくCMなどで流れています。組曲で1曲1曲は短く聴きやすく、イメージもしやすいオススメ曲です。
2チャイコフスキー作曲 バレエ音楽 組曲「白鳥の湖」
この曲の「情景」ではオーボエとハープが有名でメロディーを聴かれると必ず皆さん1度は耳にされたと思います。とにかく美しく癒されます。
3エルガー作曲 行進曲第1番 「威風堂々」
この曲は、中学校や高校での入学式や卒業式でよく使われている曲です。
私は、中学校の時この曲を始めて聴きタイトルは何というのか音楽の先生に聞きに行ったことを覚えています。かっこいい曲です。
4パッヘルベル作曲 「カノン」
この曲も式典や結婚式で使われることが多いです。この曲のコード進行は「何度聞いても飽きない」と言わるくらい美しく、とにかく綺麗な曲です。
中級
1ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」
金管楽器が大活躍する迫力のある曲いなっています。また、打楽器も効果的に使われていてかっこいいです。
2スメタナ作曲 交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
中学校の教科書にも載っている曲で、「モルダウ」では合唱コンクールなどで歌われたりする曲です。チェロのメロディーがとても魅力的です。
3ホルスト作曲 組曲「惑星」より「木星」
凄く有名な曲でしたが、最近では平原綾香さんが「ジュピター」という曲を歌われて人気になった曲です。宇宙をイメージできる素晴らしい曲です。
上級
1ドヴォルザーク作曲 交響曲第9番「新世界より」
この曲の2楽章では、「遠き山に日は落ちて・・・」で有名なメロディーが有名です。4楽章まであり、すべての楽章を聴くと違ったイメージで聴ける素晴らしい曲です。
2ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第5番「革命」
めちゃくちゃかっこいい曲です。全日本吹奏楽コンクールなどでも流行った曲です。
ぜひ、生のオーケストラの演奏で聴くことをオススメします。
【最後に】
私の話になりますが、大学生時代に世界の3大オーケストラ「ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」が来日することが決定して、当時お金のない私はどうしても聴きに行きたくて親にお金を借りたことがありました。なんと、その演奏会のA席の値段は4万5千円でした。
ただ、私はその演奏会で「この世の音ではない。生まれて聴いたことのない音」を聴きました。そして感動のあまり本当に涙が出ました。この時まで、音楽の素晴らしさは知っていたつもりでしたが、それをはるかに上回る経験でした。
聴くまでは4万5千円なんて高すぎると思っていましたが、安すぎるとまで感じました。
今回私が紹介したことは、少しでもクラシック音楽の素晴らしさに触れていたいと思い書きました。
ただ私自身ブログ始めて間もないので文章もまだまだ下手で、上手く伝えられていなければすいません。
ただ音楽の世界は広く素晴らしいものです。もし興味の持たれた方がおられましたら、「クラシック音楽は難しい」という先入観を捨てて、これからの人生にクラシック音楽を取り入れてみてもらえると嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました!
今後も、どんどん更新していきますので読んでください!