ポジティBlog

吹奏楽部入門!楽器の練習方法やメンタルから人間関係向上方法など。私の経験も含めてのブログです!

タンギングのコツと練習方法【吹奏楽初心者の方必見】

 

こんにちは!ポジティブ先生です。

 

最近はコロナの影響で、臨時休校や在宅勤務など外出自粛で楽器を吹けていますか?

このような状況だからこそ、音楽で人の心を明るくしていきたいですね!

 

 

私は、ブログを書き始めてまだ初心者なので、読みずらかったり、見にくかったりしていると思いますが、少しでも読んでくださる方のお役に立てたら幸いです。

 

今回の記事は、

 

 

「タンギングのコツと練習方法」

 

 

を管楽器初心者の方向けに書いています。

 

最後には、家の中で楽器がなくてもタンギングが上達する秘密の練習法も書いているので、最後まで読んでくださいね!

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【タンギングとは】

 

辞書には「管楽器の演奏で、舌を用いる奏法の総称。空気の流れを一時的に中断し、各音の出始めを明瞭にする。」と書いてあります。

 

もちろんその通りですが、タンギングをすることによって、音楽の表現を豊かにすることができます。

 

逆に、管楽器でタンギングを使わなかったら大変なことになりますね。音楽はグニャグニャな表現しかできなくなってしまいます。

 

タンギングは、管楽器奏者にとって大切なものですね。

                          

 

 

【タンギングのコツ】

 

1.発音は「TA」だけではない

 

タンギングの種類は何百種類もあると言われています。

「え!?多い!!」

と感じられるかと思います。

 

よく教則本などにのっている基本的なタンギングだけだと、スタッカートやアクセント、テヌートなどで3種類になります。

 

例えば、スタッカートだけでも中音域を吹くときのタンギング、低音域を吹くときのタンギング、高音域を吹くときのタンギングと全然変わってきます。

また、曲によってもスタッカートだけど軽めにタンギング、重めにタンギングなどあります。

そう考えると凄い数になりますね。

 

そのことを理解して、すべての音域の発音を「TA」と考えないようにしましょう。

 

音域ごとに発音を変えることができると、綺麗な発音になっていきます。

 

中音域:「TA」

低音域:「DA」「DO」

高音域:「TI」「TE」

 

などが、基本的な発音になります。ただ、楽器によって、また人それぞれ口の中の大きさなどによって違います。

 

これから、書いていることを意識しながら練習してコツをつかんでいきましょう。

 

 

2.息の流れを大切に

 

私自身も初心者の頃は、タンギング練習をしていると「どうやったら速いタンギングができるんだろう?」とか考えて、舌の動きばかりに意識がいってました。

 

今になっていえることですが、そんなことを考えていてでは絶対に速いタンギングや、きれいなタンギングはできないです。

 

タンギングで大切なことは、「息の流れを止めない」ことです。

ロングトーンをやっている延長で考えることです。

 

息の流れとタンギングのバランスは 

 

息9:タンギング1 が理想になります!

 

コツは「息の流れに舌を軽くのせる」イメージを忘れないように練習してみましょう。

 

 

 

3.舌は突くのではなく離す

 

舌を突くイメージで、タンギングをすると息の流れは止まってしまいます。

 

そうなることによって、舌はいらない力が入り固くなってスムーズな動きが困難になります。

 

コツは2でも書いたように、息の流れを大切にしたうえで「舌を離す」イメージで練習しましょう。

 

 

4.タンギングは舌の先端で

 

タンギングが苦手な人で、この意識をするだけでスムーズにタンギングができるようになる人が多いです。

イメージとしては、歯のうらの、歯と歯茎の間を狙って舌の先端で突いて離すイメージです。

 

 

 

【練習方法】

 

コツで書いたことを意識して、初心者の方にむけた練習方法です。

基礎的な練習なので、自分が納得いく音型になるまでは難しいです。

私自身プロで活動していた時も毎日練習していました。

 

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この楽譜は、トロンボーン用に書いていますが、どの楽器でも同じです。

 

どの教則本にも載っているタンギング練習です。

4つのパターンを練習しますが、練習の方法を説明します。

 

 

1.基本はBdorで練習する。

 

2.テヌート・アクセント・スタッカートの3種類をする。

 

3.メトロノームを使い、16分音符がシングルタンギングで吹ける速さで練習。

(息の流れがつかめるまでは、ゆっくりなテンポで練習するほうがいい。)

 

4.音量は、楽に吹ける音量でOK。

 

5.慣れてきたら下のBから、今吹ける最低音まで練習。

(低い音のタンギングは難しいですが、中音域のタンギングがやりやすくなります。)

 

 

  

【秘密の練習法】

 

それは、「早口言葉」です!

 

楽器がなくても、家で練習できる秘密の方法です。

これは、私も学生時代によくやっていました。タンギングがやりやすくなったり、速いタンギングもできるようになるので、ぜひやってみてくださいね。

ここに、例を載せておきます。

 

難易度1

 赤パジャマ黄パジャマ茶パジャマ 

 

難易度2

 この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた

 

難易度3

 かえるひょこひょこ三ひょこひょこ四ひょこ五ひょこ六ひょこひょこ七ひょこ八ひょこ九ひょこ十ひょこ

 

難易度4

 美術室技術室手術室 美術準備室技術準備室手術準備室 美術助手技術助手手術助手

 

難易度5

 輸出車 輸出湯 輸出酢

 

 

 

【最後に】

 

今回の記事のタンギングのコツや練習方法は、私が経験してきて楽器を吹いていくうえで必ず大切だと思うことばかり書きました。

 

特にコツに関しては、1つでも欠けるとタンギングは上手くいきません。

そして、タンギングは音楽表現に直接な影響があり凄く奥が深いです。

 

今後、お悩み解決法など詳しく記事も書いていきます。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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