【吹奏楽部必見】リズム音痴は必ず治ります!
- 「先生や先輩からリズム音痴と言われる」
- 「リズムはわかるけど、曲を吹くとずれてしまう」
- 「リズムがわからないから、部活やめようかなー」
こんにちは!ポジティブ先生です。
今回は、このような悩みを解決します。
私は、これまでたくさんの生徒をレッスンや部活動で見てきました。そして、このような悩みを抱えた生徒が今から紹介する練習方法でリズム音痴が治りました。
ぜひ今悩まれている方や、後輩で困っている人がいたら教えてあげてください。
それでは、本題!
「リズム音痴は必ず治ります!」
【リズム音痴とは】
吹奏楽をしていると、必ず「リズム音痴」という言葉が出てきますね。
特に中高生の場合は、小さい頃から音楽(ピアノ)などをしている人もいれば、音楽に触れたことがあまりなく部活で音楽を専門的に始める人もいます。
そうなると、リズム感の良い人、苦手な人が出てきます。そして、苦手な人は「リズム音痴」と言われたり、自分で決めてしまったりしています。
その「リズム音痴」には2つのタイプがあります。
1.演奏していて、自分のリズムが合っているかわからない人
2.自分では、リズムが周りの人と合っていないのはわかるけど合わせられない人
大きく分けるとこの2タイプになります。
1のタイプは、例えばメトロノームをかけて手拍子すると自分の手拍子がずれている。それがわからないような人です。
2のタイプは、自分で自覚できている状態です。
こう見ると、もちろん症状を見ても1の人のほうが治すのには時間がかかります。
ただ、私が見てきた生徒でも1のタイプの3人ほどでした。もし1のタイプの方がおられても安心してください。これから紹介する練習方法で治ります。
【練習方法 基礎編】
1 歩いて手拍子
みなさん、歩くときにリズムを無意識に左右均等に刻めていますよね。
(もしケガをしたりしている方がおられたらすいません。)
まずは、歩いている状態で足が地面に着いたときに手拍子をしましょう。
これが難しい人は、その場で足ふみにして、手拍子を繰り返し練習してください。
2 メトロノーム練習
1ができるようになってきたら、メトロノームを使って手拍子です。
速さは、やりやすい速さでいいです。
ここで、大切な注意があります。楽器を吹くときも同じですが、メトロノームを使う時は目で針を見てリズムを合わさないことです。その練習をしてしまうと、何回練習してもリズム感は良くなりません。
コツを書いておくので忘れないようにしてくださいね!
①メトロノームの音をじっくり聴く
②そのリズムの速さを覚える
③リズムを心の中で刻む(リズムに乗っている感覚をつかむ)
④手拍子をして楽しくリズムに乗って叩く
メトロノームに合わそうとするのではなく、リズムに乗って叩くことを優先してください。最初は、合わなくて当然です!もし近くで聴いてもらえる人がいれば、自分の叩いているリズムは速くなっているのか、遅くなっているのか教えてもらいましょう。
3 曲を聴く
好きな曲でいいです。それがなければ、おすすめはマーチ(行進曲)を聴いてください。聴き方は、メロディーは聴かずに、打楽器や低音楽器のリズムを聴くことです。
そのリズムに合わせて、手拍子をしましょう!
これができたら、もうリズム音痴ではないですよ!
曲を聴いてリズムのとれない人の多くは、メロディーばっかり聴いてしまっています。
とにかく、リズム楽器の音だけ聴いてくださいね!
4 友達と
友達や部員の人に手伝ってもらって手拍子練習。
①友達に手拍子をしてもらって、それに合わす練習。
(目で友達の手を見て合わせてはだめですよ!ノリを大切に!)
②友達に手拍子をしてもらって、裏拍を叩く。
(これは、かなり難しいので遊びのつもりでやってくださいね!)
5 リズムゲーム
今は、スマホでもリズムゲームがありますね!自分の好きなリズムゲームをするのもオススメですよ!
【練習方法 曲編】
次は曲編です。基礎編はできるけど、曲になるとできない。または、楽譜に書いてあるリズムが理解できない人は今から紹介する練習をしてください。
1 楽譜のリズムを手拍子で叩く
楽譜を演奏する時は、楽器の奏法のことや音のことなど考えることがたくさんあります。そのために、リズムがおろそかになってしまいます。
まずは、楽譜を見て手拍子でリズムをとる練習をしましょう。
2 楽譜のリズムを歌う
1ができたら、次はドレミ(階名)をつけて歌ってみましょう。
その時に、音程は気にしなくていいですよ。
3 真似をする
1・2ができない人は、とにかく人のマネをしましょう。
先輩や同級生にリズムがわからないところを吹いてもらい、とにかくマネをして覚えましょう。それができたら、楽譜を見て自分で理解するようにしよう。
(これは、私が教えてきた生徒にも多かったです。1年もすれば、しっかり理解して人に教えられるようになっていますよ。心配しなくて大丈夫!)
4 言葉を入れる
これは、3連符や5連符の時に1拍の中に均等に刻むのは凄く難しいですよね。
これを、簡単にできる方法です!
例えば3連符の場合は「イ・チ・ゴ」、5連符の場合は「コ・イ・ノ・ボ・リ」など言葉を自由に決めてメトロノームをかけて言う練習をしましょう!
これができたら、あとは楽器で練習あるのみです。
【最後に】
様々な練習方法を紹介しましたが、どの練習においても「私はリズム音痴」だという苦手意識をとってから練習することです。「私はできる!」と信じてください。
そして、楽しみましょう!練習すればするほどリズム感は鍛えられていきます。毎日の練習で自分の成長を楽しみましょう!
また、後輩ができたときに「このような練習をしたらできるよ!」と、自分が経験したことを伝えられるようになります。これは、最初からリズム感が良い人にはできないことです!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
今後も、吹奏楽でのお悩み解決や、音楽全般について更新していきますね!