吹奏楽部はオススメです!入部前に知っておきたい知識【新入生と保護者の方へ】
- 「吹奏楽部に入りたいけど忙しいかな~?」
- 「楽器は買わないといけないのかな?」
- 「楽譜読めないけど大丈夫かな~?」
今は、臨時休業で部活動にまだ入部できておられない方が多いと思います。
それでも新入生の方は、学校が再開したら何の部活に入部するかたくさんの不安や期待がありますよね!
今回は、このような疑問を解決します。
こんにちは!ポジティブ先生です。
私は、現在中学校の音楽教師で、担任や吹奏楽部顧問をしています。
今回の記事で、新入生の方や保護者の方に吹奏楽部全般について紹介していきます。
ぜひ、学校再開してからの参考にしていただけたらと思います!
それでは、本題です!
「吹奏楽部って忙しい?入部前に知っておきたい知識」
【吹奏楽部の魅力】
私がこれまでに感じてきた魅力はたくさんありますが、吹奏楽をやったことのある人が必ず感じている魅力を紹介します。
・吹奏楽部は、楽器を演奏することができるようになり、人によっては一生吹いていくことになります。(私がその一人です)
・部活をすることによって、努力することの大切さや勉強だけでは学べないことをたくさん学べます。
・先輩や後輩と喜びや苦しみを分かち合うことになります。そして、その仲間と合奏をした時に心が1つになった感動を経験できる。これは、やってみないとわかりません。
・イベントで演奏したり老人ホームなどで演奏をした時に、涙を出して喜んで貰える。この時に音楽の素晴らしさや、人に対して感謝の気持ちを持つことができるようになる。
・音楽には完璧がありません。そのため、演奏にこだわりを持つことができ、一つのことにこだわりを持てるようになる。
【主な行事】
吹奏楽部の行事は、学校によって違いますが吹奏が部の代表的主な行事を紹介します。
1学校
入学式・対面式・体育大会・文化発表会・卒業式
(学校によっては、始業式・終業式などでも演奏します。)
2イベント
地域のお祭り・老人ホームなどの依頼演奏・デパートでの招待演奏
3吹奏楽部として
吹奏楽コンクール・マーチングコンテスト・アンサンブルコンテスト
(学校によっては定期演奏会をしています。)
4お楽しみ
新入部員歓迎会・コンクールの打ち上げ・クリスマス会・新年会・卒部会・みんなでプロの演奏会を聴きに行くバス旅行
(私の部活でやっていることですが、学校によって様々なイベントをされています。)
【入部までに知っているとお得な知識】
吹奏楽部に入部を決められている方で、知っているとお得な知識です。せっかくなので覚えて損はないですよ~。
1ドレミの読み方
吹奏楽部に入って、最初に驚くことのひとつです。なんと、楽譜はドレミで読みません。ドレミはイタリア語ですが、ドイツ語の読み方になります。
C(ツェー) D(デー) E(エー) F(エフ) G(ゲー) A(アー) H(ハー)
これが、吹奏楽のドレミファソラシになります。
ここで気づいた方がおられるかも知れませんが、ド(C)からアルファベット順で書かれています。ただシ(H?)だけHになっています。これには、いろいろな説があるので、また別の記事に書きますね。
この機会に、ドイツ音名を覚えて入部してみましょう!先輩や先生はビックリですよ!
2金管楽器と木管楽器の種類
金管楽器・・・トランペット・ホルン・トロンボーン・ユーフォニアム・チューバ
木管楽器・・・フルート・クラリネット・サックス・オーボエ・ファゴット
弦楽器・・・コントラバス・ハープ
3打楽器の名前
吹奏楽で使われる打楽器はたくさんの種類があります。その中でも小学校までと呼び方が違う楽器の紹介です。
木琴(シロフォン) 鉄琴(グロッケン) 小太鼓(スネア) 大太鼓(BD)
そして注意してほしいのが、トライアングルやカスタネットなど幼稚園の時でもやっていた楽器は、簡単なのかな?と誤解してしまいます。
実は、凄く奥の深い楽器で難しいので結構上手な人が演奏しています。
【購入するもの】
ここでは、吹奏楽部に入部すると購入する大まかなものを紹介します。
ただ、学校によって様々です。先に買われる方は、学校に問い合わせるか知り合いの先輩に聞いてみましょう。
1楽器
これは保護者の方が一番心配されていることかと思います。これは、学校によって違いますが学校で借りれるなら学校の楽器でも大丈夫です。
もし、高校生になっても吹奏楽をしたり、頑張るなら買ってやりたいと思われる方は、一度顧問の先生と相談されてから買われたほうがいいです。
吹奏楽には編成上楽器の数が違います。例えば、クラリネットはたくさんいりますが、オーボエは数名でいいとか楽器によっても違います。
もし先に購入してしまって、先輩がもうやっているからできないということもあるので注意してください。
2チューナー
チューナーは、音程を合わせるために必ず必要になる機械です。値段は2~3千円で購入できます。ただチューナーもたくさん種類があります。こちらの記事に詳しく書いています。
3メトロノーム
これは、正しいリズムで練習するときに必要になり購入することになります。
値段は2千円~になっていて、これもたくさん種類があります。チューナーの機能に入っているものもあります。
4譜面台
楽譜を置くスタンドです。必ず必要ですが学校でまとめて購入して多少安くなる時もあります。先に購入する場合は相談してみましょう。
5教則本
これは、楽器が決まってから知識を増やすために購入すると良いと思います。すぐに購入しなくても大丈夫です。
【最後に】
吹奏楽部は、どのような部活かお分かりになられましたか?
「吹奏楽部は、お金がかかるし忙しい。」というイメージがあるかと思いますが、それだけの価値が十分にあります。
だから今もなお吹奏楽の世界は人気が途絶えません。今、世間では部活動のニュースなども多いですが、子ども達の将来のことを考えると部活動はプラスになることばかりです。
ぜひ、今回の記事を読んで参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。