ポジティBlog

吹奏楽部入門!楽器の練習方法やメンタルから人間関係向上方法など。私の経験も含めてのブログです!

吹奏楽部はオススメです!入部前に知っておきたい知識【新入生と保護者の方へ】

疑問
  • 「吹奏楽部に入りたいけど忙しいかな~?」
  • 「楽器は買わないといけないのかな?」
  • 「楽譜読めないけど大丈夫かな~?」

 

今は、臨時休業で部活動にまだ入部できておられない方が多いと思います。
それでも新入生の方は、学校が再開したら何の部活に入部するかたくさんの不安や期待がありますよね!
今回は、このような疑問を解決します。

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こんにちは!ポジティブ先生です。

私は、現在中学校の音楽教師で、担任や吹奏楽部顧問をしています。
今回の記事で、新入生の方や保護者の方に吹奏楽部全般について紹介していきます。
ぜひ、学校再開してからの参考にしていただけたらと思います!

 

 

 

 

それでは、本題です!

 

「吹奏楽部って忙しい?入部前に知っておきたい知識」

 

 

 

【吹奏楽部の魅力】

 私がこれまでに感じてきた魅力はたくさんありますが、吹奏楽をやったことのある人が必ず感じている魅力を紹介します。

 

・吹奏楽部は、楽器を演奏することができるようになり、人によっては一生吹いていくことになります。(私がその一人です)

 

・部活をすることによって、努力することの大切さや勉強だけでは学べないことをたくさん学べます。

 

・先輩や後輩と喜びや苦しみを分かち合うことになります。そして、その仲間と合奏をした時に心が1つになった感動を経験できる。これは、やってみないとわかりません。

 

・イベントで演奏したり老人ホームなどで演奏をした時に、涙を出して喜んで貰える。この時に音楽の素晴らしさや、人に対して感謝の気持ちを持つことができるようになる。

 

・音楽には完璧がありません。そのため、演奏にこだわりを持つことができ、一つのことにこだわりを持てるようになる。

 

 

 

【主な行事】

 

吹奏楽部の行事は、学校によって違いますが吹奏が部の代表的主な行事を紹介します。

 

1学校  

入学式・対面式・体育大会・文化発表会・卒業式
(学校によっては、始業式・終業式などでも演奏します。)

 

2イベント

地域のお祭り・老人ホームなどの依頼演奏・デパートでの招待演奏

 

 

3吹奏楽部として

吹奏楽コンクール・マーチングコンテスト・アンサンブルコンテスト
(学校によっては定期演奏会をしています。)

 

 

4お楽しみ 

新入部員歓迎会・コンクールの打ち上げ・クリスマス会・新年会・卒部会・みんなでプロの演奏会を聴きに行くバス旅行
(私の部活でやっていることですが、学校によって様々なイベントをされています。)

 

 

 

 

【入部までに知っているとお得な知識】

 

吹奏楽部に入部を決められている方で、知っているとお得な知識です。せっかくなので覚えて損はないですよ~。

 

1ドレミの読み方

吹奏楽部に入って、最初に驚くことのひとつです。なんと、楽譜はドレミで読みません。ドレミはイタリア語ですが、ドイツ語の読み方になります。

 

C(ツェー) D(デー) E(エー) F(エフ) G(ゲー) A(アー) H(ハー)

 

これが、吹奏楽のドレミファソラシになります。
ここで気づいた方がおられるかも知れませんが、ド(C)からアルファベット順で書かれています。ただシ(H?)だけHになっています。これには、いろいろな説があるので、また別の記事に書きますね。

この機会に、ドイツ音名を覚えて入部してみましょう!先輩や先生はビックリですよ!

 

 

2金管楽器と木管楽器の種類

金管楽器・・・トランペット・ホルン・トロンボーン・ユーフォニアム・チューバ

木管楽器・・・フルート・クラリネット・サックス・オーボエ・ファゴット

弦楽器・・・コントラバス・ハープ

 

3打楽器の名前

吹奏楽で使われる打楽器はたくさんの種類があります。その中でも小学校までと呼び方が違う楽器の紹介です。

木琴(シロフォン) 鉄琴(グロッケン) 小太鼓(スネア) 大太鼓(BD)

 

そして注意してほしいのが、トライアングルやカスタネットなど幼稚園の時でもやっていた楽器は、簡単なのかな?と誤解してしまいます。
実は、凄く奥の深い楽器で難しいので結構上手な人が演奏しています。

 

 

 

 

【購入するもの】

 ここでは、吹奏楽部に入部すると購入する大まかなものを紹介します。
ただ、学校によって様々です。先に買われる方は、学校に問い合わせるか知り合いの先輩に聞いてみましょう。

 

1楽器

これは保護者の方が一番心配されていることかと思います。これは、学校によって違いますが学校で借りれるなら学校の楽器でも大丈夫です。

もし、高校生になっても吹奏楽をしたり、頑張るなら買ってやりたいと思われる方は、一度顧問の先生と相談されてから買われたほうがいいです。

吹奏楽には編成上楽器の数が違います。例えば、クラリネットはたくさんいりますが、オーボエは数名でいいとか楽器によっても違います。
もし先に購入してしまって、先輩がもうやっているからできないということもあるので注意してください。

 

 

2チューナー

チューナーは、音程を合わせるために必ず必要になる機械です。値段は2~3千円で購入できます。ただチューナーもたくさん種類があります。こちらの記事に詳しく書いています。

 

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3メトロノーム

これは、正しいリズムで練習するときに必要になり購入することになります。
値段は2千円~になっていて、これもたくさん種類があります。チューナーの機能に入っているものもあります。

 

4譜面台

楽譜を置くスタンドです。必ず必要ですが学校でまとめて購入して多少安くなる時もあります。先に購入する場合は相談してみましょう。

 

5教則本

これは、楽器が決まってから知識を増やすために購入すると良いと思います。すぐに購入しなくても大丈夫です。

 

 

【最後に】

 

吹奏楽部は、どのような部活かお分かりになられましたか?

「吹奏楽部は、お金がかかるし忙しい。」というイメージがあるかと思いますが、それだけの価値が十分にあります。
だから今もなお吹奏楽の世界は人気が途絶えません。今、世間では部活動のニュースなども多いですが、子ども達の将来のことを考えると部活動はプラスになることばかりです。

ぜひ、今回の記事を読んで参考にしていただけると嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

連符や速いフレーズが吹ける!7つの練習方法【吹奏楽お悩み解決】

お悩み
  • 「曲を練習していて、難しい連符が出てきた。無理だ~」
  • 「連符の効率の良い練習方法ないかな~」」
  • 「ゆっくりなテンポから練習しているけどできないよ~」

この記事では吹奏楽でよくある、このようなお悩みを解決します。ぜひ、これからの練習に取り入れてみてくださいね。

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こんにちは!ポジティブ先生です。

管楽器を吹いていて、どの楽器でも必ずできない連符が出てきて悩みます。
今回は私が今まで教わったこと、またその中で生徒に教えてできるようになった練習方法の紹介をしていきます。今から紹介する練習方法で、どんな連符も必ず吹けるようになります!

 

 

 

それでは、本題です!

「連符や速いフレーズが吹けるようにる7つの練習方法」

 

 

 

【連符の意味】

簡単に説明すると、全音符を半分にすると2分音符、2分音符を半分にすると4分音符、4分音符を半分にすると8分音符、それを半分にすると16分音符・・・。全て割り切れて細かい音符になっていきます。
3連符や5連符などのように連符は、それ以外の割り切れない数で分割するときに用いられるのを連符と言います。

 

 

【練習する前に】

速いフレーズや連符を練習する前に、管楽器はタンギングができなければ演奏することができません。(すべてスラーの場合は別)

そのために、シングルタンギング・ダブルタンギング・トリプルタンギングの練習を毎日しましょう。もちろん金管楽器だけでなく木管楽器でもです。

 

シングルタンギング

シングルタンギングのコツはこちらに貼っておくので、よければ読んでください。

 

www.positive-teacher.com

 

 

ダブルタンギング

 

 ダブルタンギングの発音は、「TAKATAKA」や「TUKUTUKU」になります。

これも、シングルタンギングと同様に練習が必要ですが、実は簡単にできるようになる練習方法があります。

その練習方法とは、「TAKATAKA」で練習するのではなく「KA」だけ、もしくは「KU」だけで練習してください。

 

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 この楽譜のパターンで、スケールもしくは半音階をしてください。
(テンポは遅くてOKですよ)
最初は、発音がモゴモゴしてハッキリした発音になりません。
毎日積み重ねることによって、シングルタンギングと変わらないくらいの発音になってきます。コツは、シングルタンギングの時より息の量を増やすことです。

 

トリプルタンギング 

トリプルタンギングは、「TUTUKU」や「TATAKA」などです。

これは、曲によってシングルタンギングのほうが合っているのか、トリプルタンギングのほうが合っているのか使い分けて演奏します。

速さだけではなく、均等に吹けることが重要になってきます。
練習のコツは、楽器を持っていないときに、声を出して「TUTUKUTUTUKU・・・」と声に出して練習することで楽器で吹いたときに均等に吹けるようになります。(ただ、たくさんの人の前で言っていると大丈夫かなという目で見られますよ)

 

 

 【練習方法】

それでは、練習方法を説明します。すべての管楽器に共通する練習方法ですが、わかりやすくするために、ト音譜表の簡単な楽譜で説明します。ここで紹介する練習方法で今できない楽譜を使い練習してみてくださいね。

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1 同じ音で練習

まずは、B♭の音で楽譜のリズムをすべて同じ音で練習しましょう。もしこの時に、楽譜のリズムが吹けなければ先に進めないので基礎練習の延長だと思い必ず練習しましょう。コツは、曲練習という意識じゃなく、基礎練習だと思うことです。

 

2すべての音で練習

次は、上の楽譜でいうと下のド~上のドまでを、1と同じように練習してください。
この時に吹きにくい音があったら、繰り返し練習しましょう。また、毎日のタンギング練習で重点的に練習しましょう。

 

3前から増やす

1・2の練習ができたら、前から1音ずつ増やしていきましょう。メトロノームを使い、できる速さから1パターンずつ何度もやりましょう。
「ドレ」できたら「ドレミ」。「ドレミファ」「ドレミファソ」・・・

4後ろから増やす 

3の練習をやって、まだ難しければ次は後ろからです。これの練習は、かなり効果的ですよ。「ドシ」「ドシラ」「ドシラソ」「ドシラソファ」・・・のように、何度も練習してみましょう。

 

5息と指(スライド)で

次は、音にばかり意識を向けずにフィンガリングやスライディングに意識を向けましょう。練習の仕方は、音を出さずに楽器に息だけを入れタンギングと指(スライド)を動かす練習をします。その時に注意することを書きます。

・いらない力が入っていないか。

・指(スライド)が次の音に移るときに迷っていないか。

・息が止まらずしっかり流れているか。

・音の移り変わるタイミングで指(スライド)とタンギングが合っているか。

以上を意識しながら、練習してみましょう。

 

6リズム替え

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上の楽譜のように、リズムを変えて練習しましょう。その時のコツは、次の音に移るときに素早く指(スライド)を動かせるかが大切なので意識して練習しましょう。

 

7言葉を当てはめる 

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例えば5連符の場合、メトロノームで四分音符を刻み「ミニトマト・・・」とリズムにあてはめて言ってみましょう。上の楽譜だったら「ミニトマト」4回繰り返しです。言えましたか?凄く簡単ですよね。
楽器を吹くときに、どうしても5連符とか細かい音符が並ぶのを見ると「あ~無理!」って思いますよね。その意識を取り除いて言葉にしてリズムに入れるだけで完璧です!

 

 


【最後に】

ここでは、7つの方法を紹介しました。これだけすれば、どんな連符も速いフレーズも吹けるようになります。あと、「7つの練習」に入れませんでしたが毎日全調スケールをすることによって、自然と指やスライドが動きやすくなります。
これ以外にも様々な練習方法があります。自分だけの練習方法を考えるのも凄く楽しいですよ!

これからは、連符や速いパッセージが出てきても苦手意識を持たずに練習していってくださいね!

最後までお読みくださりありがとうございました。

 



 

 

 

 


 

音楽高校か普通科の受験に悩まれている方に【音楽高校の特徴】

疑問
  • 音楽の道に進みたいけど音楽高校に行ったほうがいい?
  • 将来プロになりたい!音楽高校に行きたいけど、どんな学校かな?
  • 音楽大学に進路を考えているけど、普通科ではダメなのかな?

誰もが受験の時に、このような疑問が出てくると思います。
この記事では、このような疑問が解決できます!参考に読んでみてくださいね。

 

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こんにちは、ポジティブ先生です。

受験生の皆さん、学校が臨時休校で不安になっておられる方もたくさんおられると思います。
不安でも今しかできないことがきっとあるはずです。不安をなくすには、日々の努力しかありません。
ただ、今この記事を読まれている皆さんは、日々努力をして受験に真剣に向き合い調べている中で、この記事にたどり着いたんだと思います。

今回は、私が音楽高校に行って感じたことや今になって気が付いたことなどを書いています。

 

 

 

 それでは、本題!

「音楽高校か普通科の受験に悩まれている方に」

 

 

 

【音楽高校の特徴】

まずは、普通科と音楽高校の違いを順に紹介していきます。結論から言うと授業内容などは普通科と全然違います

 

1授業内容

・中学校まで勉強してきた教科の時間が減ります。普通科で習う授業内容の3分の1ほどになります。

 

・音楽の授業では、音楽史、オーケストラ、吹奏楽(部活ではなく授業です)ソルフェージュの授業が毎日のようにあります。ソルフェージュは、音楽理論、聴音、新曲視唱など各専門の先生から授業を受けられます。

 

・週に1回、音楽大学の先生から専攻している楽器、副専攻の楽器のレッスンを受けられます。ただ、高校によって多少違いはあると思います。私は、トロンボーンとピアノを毎週受けていました。

 

・これも学校によって違いますが、私の通っていた高校では毎年演奏旅行に行っていました。国内ばかりでしたが、高校生の私にとっては凄くいい経験になりました。

 

2生活面

練習が思う存分できる。学校には個人の練習室があり朝練習、昼練習、夜は22時くらいまで冷暖房完備の部屋で練習できました。

 

・近所に音楽高校がないことが多いと思います。基本は寮、下宿になると思います。
私は、高校1年生から下宿生活をしていました。

 

 

【メリットとデメリット】

私が、感じたメリットとデメリットを紹介します。
私の意見なので、参考までにしてくださいね。

 

1メリット 

・音楽の授業がたくさんあり、普通科の高校から音楽大学進学の場合、毎週のようにレッスンに通わないといけないですが、学校ですべて教えてもらえます。

 

・プロの方からのレッスンが毎週受けられる。また音大生の方との交流もあり、楽器や勉強など教えてもらえます。

 

・学校によりますが、音楽大学と繋がっていて進学しやすくなる。(学校によります)

 

・自分より上手なライバルがたくさんいて切磋琢磨できる。

 

・女子が多い。(でも、これを理由に音楽高校は絶対やめたほうがいい)

 

 

2デメリット

 ・音楽の勉強が中心になるので、普通科の人と勉強面で差がついてしまう。その理由で、途中から音楽以外の道が厳しくなります。

 

・音楽を専門に勉強をしている高校なので部活もなければ、吹奏楽コンクールなどにも出場できない。(今よくある吹奏楽コースなどは別です。)

 

お金がかかる。これは、学校ですべてのレッスンを受けられるので仕方がないことですが、音楽はお金がかかります。

 

 

【音楽高校を受験するには】

ここでは、どの学校でも最低限必要なことを紹介します。

 

・専門楽器が優れている。受験には専門実技のテストがあります。
私の高校では、大きな会場でたくさんの審査員の前で1人、ソロ曲を吹きました。そのために、受験までにプロの方からレッスンを受けていることが望ましいです。受けている人と、受けていない人では全然実力が違ってきます。
私は、中学3年生の時から隣の県にある音楽大学の先生にレッスンを受けていました。
(親に感謝していますが、毎週1回のレッスン料1万5千円くらいでした。)

 

・高校によって違いますが、受験にソルフェージュがいります。楽典、聴音、視唱があります。
私はこれも中学3年生から習い始めました。小さい頃からピアノや音楽に触れたことがない人でも、しっかり勉強すれば大丈夫だと思います。(レッスンは行ったほうがいいですよ。)

・ピアノはある程度弾けたほうがいいです。(ただ私の学校では、バイエル程度しか弾けない人もいたので中学3年生から習っても、何とかなる学校もあるかと思います。)

 

・中学校の音楽の成績は、勿論5段階で5は必須だと思います。他の教科については学校によって違います。

 

 

 

【最後に】

音楽高校の特徴は、伝わりましたでしょうか?

私は今思えば、音楽高校に通えて凄く良かったと思っています。
ただ、私も中学生の時に「絶対にプロのトロンボーン奏者になりたい!」と決意して高校に入学しました。しかし、楽器の壁にぶち当たったときに、「楽器をやめたい。でも、やめたらそれ以外の道がない。」「高いお金を払って通わせてもらっている。」という状況になって苦しんだことも何度もありました。

本当に音楽の道を考えらているなら音楽高校の進学はいいと思います。ただ、「途中で夢が変わるかもしれない。」って思っていたり、「ただ、中学校で周りの人より上手い」からという理由で、音楽高校に進学はお勧めしません。
高校で普通科に進学して、そこで夢をじっくり考えるのも良いと思います。

そして、普通科の高校から音楽大学に進学している方も、たくさんおられます。極端な話、プロの演奏家になるためには音楽大学に行っていなくても実力があればなれます。
「音楽は、実力の世界です。」

 

この記事を参考に、また進路についてゆっくり考えてもらえると嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

今後、「楽器全般」「音楽高校で経験したこと」「音楽大学受験について」など記事にする予定ですので、また読んでくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

クラシック音楽の初心者入門編【今だからこそ聴こう】

解決すること
  • クラシック音楽ってむずかしそうだな~
  • 聴いてみたいけど何から聴けばいいのかな?
  • クラシック音楽の魅力って何?

この記事では、このような疑問を解決していきます。

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こんにちは、ポジティブ先生です!

いつもポジティBlogを読んでくださりありがとうございます。
なかなか外に出かけることができない今、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?今回の記事はクラシック音楽について書いています。
こんな時だからこそ、家でゆっくり聴いてみてはいかがでしょうか。



 

 それでは、本題です。

クラシック音楽の初心者入門編

 

 

 

 

 

 

 【クラシック音楽とは】

私は中学校で音楽の教師をしていますが、歴史から授業をしてしまうと生徒たちは「難しそう。」という先入観を持ってしまうので聴くことを優先するようにしています。

ここでも、あまり細かく書きすぎると「やっぱり難しそう~」ってなったら嫌なので簡単に書いておきますね。

クラシックという名前の意味は、「古典」という意味です。
クラシック音楽全般は西洋の芸術音楽のことで、音楽の時代区分でいうとバロック時代からロマン派時代あたりまでの、1550年頃から1900年頃につくられた音楽のことを言います。

 

 

【クラシック音楽の魅力】

1心が豊かに

クラシック音楽を聴くと心が豊かになります。
例えば、仕事で疲れているときに弦楽器の温かい音色を聴くと癒されたり、金管楽器の迫力ある音色を聴くと元気が出たりします。
また、良い演奏に巡り合えると、心が動かされ一生忘れられない最高の感動を得ることができます。

 

2何度でも聞ける

クラシック音楽は、おつまみの「するめ」と同じだとよく言われます。
同じ曲でも、演奏される時代や国、そしてオーケストラや指揮者によって全然違う曲のようになります。
またクラシック音楽は様々な風景をイメージして作られています。同じ曲を子どもの時に聴くのと、大人になってから聴くのとでも全然違ったイメージになります。

 

3世界に1つしかない

芸術全般にも言えることですが、同じ演奏は2度と聴くことができません。もちろん、CDなどで同じ音楽を聴くことはできますが、聴く人の「今の時間」に流れている音楽は今しかありません。明日になれば、また聴こえ方は違ってきます。

 

4自分の音楽につながる

もし今楽器をされている人は、聴けば聴くほど自分の音楽感性が磨かれます。また、耳も鍛えられ自分の演奏に直結します。楽器演奏者にとっての教科書になります。

 

 5体に良い影響を与える

作曲家や楽器によって奏でられる音が違うため、バッハの音楽は「集中力が増す」、モーツァルトの音楽は「癒しの効果が高い」と言われたり作曲家によっても色々な効果があるようです。また、そのようなタイトルのCDも売られています。

私は、勉強するときは「バッハの無伴奏チェロ組曲」が集中力が増すと聞き、学生の頃よく聴きながら勉強していました。

 

【ジャンルの種類】

みなさん、音楽のジャンルってどのくらいあるかご存知ですか?

じつは、大まかに見ても1000以上あり、その中で細かく分類すると1万以上そして今現在も増え続けています。凄い数ですよね。

そして、その中のクラシック音楽 だけでも、交響曲・管弦楽曲・協奏曲・室内楽曲・器楽曲・声楽曲・歌劇など、他にもたくさんあります。

 

 

【初心者にオススメの曲】 

 

それでは、私が約30年間クラシック音楽を演奏したり聴いてきて、皆さんにオススメしたい曲を初級から上級に分けて紹介します。
もちろん、音楽は人によって好みが違います。ここに紹介する曲以外にもたくさんいい曲があるので、自分に合った曲を探して色々聴いてみてくださいね。

 

初級

1チャイコフスキー作曲 バレエ音楽 組曲「くるみ割り人形」

日本では、クリスマスの時期によくCMなどで流れています。組曲で1曲1曲は短く聴きやすく、イメージもしやすいオススメ曲です。

 

2チャイコフスキー作曲 バレエ音楽 組曲「白鳥の湖」 

この曲の「情景」ではオーボエとハープが有名でメロディーを聴かれると必ず皆さん1度は耳にされたと思います。とにかく美しく癒されます。

 

3エルガー作曲 行進曲第1番 「威風堂々」

この曲は、中学校や高校での入学式や卒業式でよく使われている曲です。
私は、中学校の時この曲を始めて聴きタイトルは何というのか音楽の先生に聞きに行ったことを覚えています。かっこいい曲です。

 

4パッヘルベル作曲 「カノン」

この曲も式典や結婚式で使われることが多いです。この曲のコード進行は「何度聞いても飽きない」と言わるくらい美しく、とにかく綺麗な曲です。

 

中級

1ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」

金管楽器が大活躍する迫力のある曲いなっています。また、打楽器も効果的に使われていてかっこいいです。

 

2スメタナ作曲 交響詩「わが祖国」より「モルダウ」 

中学校の教科書にも載っている曲で、「モルダウ」では合唱コンクールなどで歌われたりする曲です。チェロのメロディーがとても魅力的です。

 

3ホルスト作曲 組曲「惑星」より「木星」

凄く有名な曲でしたが、最近では平原綾香さんが「ジュピター」という曲を歌われて人気になった曲です。宇宙をイメージできる素晴らしい曲です。

 

上級

1ドヴォルザーク作曲 交響曲第9番「新世界より」

この曲の2楽章では、「遠き山に日は落ちて・・・」で有名なメロディーが有名です。4楽章まであり、すべての楽章を聴くと違ったイメージで聴ける素晴らしい曲です。

 

2ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第5番「革命」

めちゃくちゃかっこいい曲です。全日本吹奏楽コンクールなどでも流行った曲です。
 ぜひ、生のオーケストラの演奏で聴くことをオススメします。

 

【最後に】

私の話になりますが、大学生時代に世界の3大オーケストラ「ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」が来日することが決定して、当時お金のない私はどうしても聴きに行きたくて親にお金を借りたことがありました。なんと、その演奏会のA席の値段は4万5千円でした。

ただ、私はその演奏会で「この世の音ではない。生まれて聴いたことのない音」を聴きました。そして感動のあまり本当に涙が出ました。この時まで、音楽の素晴らしさは知っていたつもりでしたが、それをはるかに上回る経験でした。
聴くまでは4万5千円なんて高すぎると思っていましたが、安すぎるとまで感じました。

 

今回私が紹介したことは、少しでもクラシック音楽の素晴らしさに触れていたいと思い書きました。
ただ私自身ブログ始めて間もないので文章もまだまだ下手で、上手く伝えられていなければすいません。
ただ音楽の世界は広く素晴らしいものです。もし興味の持たれた方がおられましたら、「クラシック音楽は難しい」という先入観を捨てて、これからの人生にクラシック音楽を取り入れてみてもらえると嬉しいです。

 

最後までお読みくださりありがとうございました!

今後も、どんどん更新していきますので読んでください!

 

 

大人になってからの趣味に楽器がオススメ【誰でもできる管楽器】

「大人になって楽器を趣味にするのって大変かな~?」

 

「仕事もしているし、子どもを育てているし練習時間とれるかな~?」

 

「楽器はやりたいけど、子どもの頃、音楽とは無縁で楽譜読めないよ~。」

 

このような思いを、されている方へ

結論から言うと、誰でもできます!
私の知り合いの方も、最近アニメやドラマで吹奏楽の番組を見て「楽器をやりたい」と言われているけど、やるまでの1っ歩が踏み出せない方もおられます。
そのような方が、この記事を読んで趣味にするきっかけになってもらったらと思い書いています。

 

 

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それでは、本題です!

 

「大人になってからの趣味に楽器がオススメ」

 

目次

 

 

 

【楽器を趣味にオススメする理由】

 

1メリット

・なんといっても楽器は一生涯の趣味にできます。もし家族で楽器をされている方がおられると、一緒に練習やミニコンサートなどができます。
また、楽器をすることによって人生の幅が広がり人とのつながりも増えます!

 

 ・健康にいいです。楽器を吹くとストレス解消にもなり血液の循環も良くなります。また、普段の生活以上に呼吸するので肺活量も鍛えられます。私は、子どもの頃から喘息でしたが中学校から楽器を始めて治りました!

 

・子どもの頃、楽譜が読めなくて「自分は音楽は無理だ」と思い込んでしまった方でも、実は楽譜を読むのは凄く簡単です。
例えば幼稚園の子どもでもピアノを弾いたりしていますよね。読めないという思い込みをとれば誰でも短時間で読めるようになります。

 

・演奏会などに行くようになり、知識の幅が増えたり趣味の世界が一気に広がります!
家族で演奏会に行ったり、新たなジャンルのCDを聴いたり楽しいですね。

 

2デメリット

・楽器は音が大きいので練習する場所を考えないといけない。ただ、今ではサイレントミュート(楽器のベルにミュートを装着してイヤホンで音を聴く)のような機械もあるので多少お金はかかりますが大丈夫です。

 

・楽器を買ったり楽譜を買ったりすることでお金がかかる。
これは、趣味を始める時に必ず必要になりますね。ただ、最初は知り合いの方から楽器を借りたり、今では数万円で買える楽器もあるのでそれで練習する。ある程度吹けるようになってから良い楽器を買うのもありです。

 

 

【どうやったら吹けるようになる?】

 

大まかに方法は、3つありあります。私のオススメは、初心者の数カ月は1か2をお勧めします。最初は、何からやっていいのかわからないので基本的なことだけ習い後は、独学でやっていくのもありです!
ただ趣味なので、すべて独学でやって吹けるようになるのも魅力的です。

 

1レッスン 

近所の楽器店などの音楽教室などで自分の時間帯にあったレッスンに通います。
レッスン代はかかりますが、専門の先生から教えてもらえるので自分に合ったアドバイスがもらえます。また楽器店に通うことになるので、気分転換にもなります。

 

2身近な人に教えてもらう

知り合いで楽器をされている方や、自分の子どもが吹奏楽をやっていて教えてもらうなどです。知り合いの方なら、多少のお礼などは必要ですがお金はかかりません。

自分の子どもに教えてもらうのは、抵抗があるかと思いますが子どもとの関係性が良くなります!
(子どもは、普段親から怒られたり注意されたりするばかりです。これが、逆になるとお互いにとって必ずプラスになります。)

 

3独学で勉強する

今の時代、様々な教則本やサイトで自分で勉強できるようになっています。無料で勉強できるのでいいですが調べるのに時間がかかったり、情報が多すぎて迷いが生じる場合があります。

 

 

 

【活動方法】

 

1吹奏楽団・市民オーケストラ

これは、住まれている市によって楽団の数はバラバラで入団するのも自由なところから、オーディションをされている楽団まであります。
また練習が週に1度の楽団もあれば、たくさんされている楽団もあります。
メリットは、演奏会に出演できモチベーションアップにつながります。また、様々な方と繋がりを持て楽しいです!
私が、指導している楽団でも、初心者の方(楽器を始めて1年未満)の方もおられますが全然大丈夫です。

 

2知り合いの方とアンサンブル 

同じ趣味を持った人と、アンサンブルするのは楽しいですね。
例えば職場で楽器をされている方と演奏してみたり、近所の方、また身内で楽器を一緒に演奏すると人間関係も良くなります。

 

3一人でソロ

家で、コツコツと練習して上達していくのを楽しむ。たまに、家族に聴いてもらったり結婚式やパーティーなどで演奏する。
私の父親は、私が中学生の頃にトランペットを始めてこのような活動をしています。
当時、私がやり始めたことを父親が始めてくれて凄く嬉しかったことを覚えています。

 

 

【楽器の種類 管楽器編】

 管楽器には、金管楽器と木管楽器に分けられます。金管楽器では、トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバがおもな楽器になります。
木管楽器はフルート、クラリネット、サックス、オーボエ、ファゴットになります。

 

金管楽器と木管楽器の大きな違いは、金管はマウスピースを楽器に装着して音を出します。木管はリード(薄い葦の板)で音を出します。ただ、フルートだけはそのまま楽器に口を当てて音を出します。


各楽器の説明は今後記事を書いていきリンクを貼っていく予定にしています。今はトロンボーンだけしかないので不細工ですいません。

その下のリンクは、こけけんさんという方のリンクです。
凄くわかりやすく書かれています。

 

【練習方法】

 

基礎練習には、ロングトーンリップスラー(金管だけ)、タンギング、スケールなどがあります。
それを毎日練習していきます。そして、曲の練習になります。

それぞれの練習方法は、下のリンクを読んでください。
ただ趣味でされる場合は、時間も限られていると思うので基礎練習を短時間でもコツコツとやっていけるといいです。

その中で、オススメは金管楽器しかできませんがマウスピースを楽器に装着して演奏します。
そのマウスピースを仕事や家事の休憩時間、車で移動中の赤信号で止まっているとき(これはやりすぎかな?)に吹くといいですよ。
持ち運びもポケットに入るのでお手軽です!

 

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【最後に】

いかがでしたでしょうか?
音楽は世界共通語と言われたり、たくさんある娯楽の中でも1番の娯楽だと言われているように人間の人生の中で欠かせないものになっています。

言葉では伝わらないことも、音楽を通すと人の心に伝わり感動を与えたり、良い意味で人の人生を左右さすのが音楽です。

 

これを機に、音楽を趣味にしてみてはいかがでしょうか?

最後まで、読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

トロンボーンの歴史と種類【これだけ知れば大丈夫】

みなさん、トロンボーンという楽器をご存知ですか?

 

「トロンボーンを吹いていているけど歴史や知識はまだよくわかないな~。」

 

こういう人は、この記事を読んでもらえると「私はトロンボーン吹きです!」

と堂々と言えるようになります。

 

ぜひ自分の知識にしてくださいね!

 

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本記事のテーマ

 

「トロンボーンの歴史と種類」

 

 

 

 

 

 

 

 

【トロンボーンの特徴】

 

トロンボーンの大きな特徴は、スライドで音を変えることです。スライドの長さを調整して音の高さを変化させていきます。例えばスライドを伸ばすと音は低くなり、短くすると音は高くなります。

そして、スライドにはポジションがおおまかにあり、7つのポジションに分かれています。ただ、スライドには目印などはなく奏者の感覚で耳を使い音程を作っていきます。

 

トロンボーンのもう一つの魅力は、オーケストラ・吹奏楽・マーチング・ブラスバンド・アンサンブル・ソロ・ジャズなど様々なジャンルで使われています。

 

また、トロンボーンの音は「楽器の中で一番、人の声に近い」と言われていたり、管楽器の中では「一番大きな音量がでる。トロンボーンセクションだけでオーケストラの音をかき消すことができる。」とまで言われています。

 

 

 

 

【トロンボーンの歴史】

 

トロンボーンは、15世紀ごろに作られました。

当時、トロンボーンはサックバットと呼ばていました。サックバットの音はスライドで微妙な音程調整ができるため、教会などでの宗教音楽で使われていました。

 ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」で初めてトロンボーンが使われるようになりました。

 

そしてトロンボーンは現在スライドですが、第一次世界大戦の時代ではバルブトロンボーンが使われるようにりました。そして色々改良され今の形となりました。

トロンボーンという名前は、イタリア語でトロンバと言われていましたが「Tromba(トロンバ)」に「one」が加わって「Trombone(トロンボーン)」という名前になりました。

ちなみにフランス語ではサクブット、英語ではサックバットドイツ語だとポザウネ、中国語だとチャンハオと言われています。

 

 

【トロンボーンの種類】

 

トロンボーンには、たくさんの種類があります。それぞれの楽器の紹介をしたいと思います。

 

ピッコロトロンボーン

 

テナートロンボーンより2オクターブ高い音を出します。

トランペットより1オクターブ高い音です。見た目は、え?オモチャ?っていうくらいコンパクトで可愛い楽器です。(吹いたことはないですが・・・)

 

ソプラノトロンボーン

 

テナートロンボーンより1オクターブ高い楽器です。トランペットと同じ音域になります。テナートロンボーンと同じB♭管になります。1度吹きましたが、とにかく可愛い音がして楽しかったです。ただ、難しかったです。

 

 

アルトトロンボーン

 

この楽器は、テナートロンボーンより、少し小さくES管になります。

オーケストラやアンサンブル、ソロなどで活躍します。もちろんテナートロンボーンほどは活躍していませんが使われることが多いです。

私の大学では3回生から練習する人が多かったと思います。私は、ベートーヴェンの交響曲第九番やブラームスの交響曲第1番、アンサンブルなどで演奏しました。

ES管ということもあり慣れるまでは大変ですが、楽しい楽器です。

 

 

テナートロンボーン

 

トロンボーンの基本形になりB♭管になります。この楽器のつくりは、非常にシンプルで音を変えるのはスライドのみ、補助管が何もついていません。日本では、オーケストラ、吹奏楽、ジャズなど様々なジャンルで使われています。

 

テナーバストロンボーン

 

この楽器が、現在様々なジャンルでもよく使われていてメジャーになっています。

基本形のB♭管テナートロンボーンにF管が着けられています。そしてロータリー式やバルブ式などがります。

スライドでいうと、遠いポジションが届かなくてもF管を使うことにより演奏しやすくなるので、中高生ではほとんどの方が使っています。

 

 

バストロンボーン

 

テナーバストロンボーンより少し大きくなり、基本はB♭管、補助管はF管、GS管、D管が着けられています。トロンボーンを吹いている人なら、一度はあこがれる楽器で主にトロンボーンパートと低音楽器パートの両方の役割を持つ楽器です。

一般的にオーケストラや吹奏楽では、楽団に1名しかいないので貴重な楽器です。

 

 

コントラバストロンボーン

 

トロンボーンの4度下のF管。ロータリーはE♭管B♭管が主流になります。
テナートロンボーン奏者がアルトトロンボーンに持ち替えるように、バストロンボーン奏者はコントラバストロンボーンを持ち替えることがあります。ただ、日本でもめったにみかけることはありません。

私が28年間のトロンボーン人生の中で見たことがあるのは、学生時代にレッスンしていただいた先生が、1度だけブラームスの交響曲1番で使われていました。

他に持ち替えで使われる曲は、ドヴォルザークの交響曲9番「新世界」やワーグナー作曲ニーベルングの指環、R.シュトラウスの作品アルプス交響曲などで使われることがあります。

 

 

【トロンボーンの記譜法】

 

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 トロンボーンの楽譜の基本は、上の楽譜の3つになります。

上から、ヘ音譜表、アルト譜表、テノール譜表になります。

読み方などは、詳しくまた別の記事で説明していきます。

 

 

 

【最後に】

 

どうでしたか?皆さんが知らなかったなーっていうことはありましたか?

楽器を演奏するうえで、知らないより知っていて損はないです。

今後、誰かにトロンボーンを教える時に知識があることで説得力も増えます。

これからの音楽人生に活かせてもらえると嬉しいです。

 

 

今後、吹奏楽で使われるすべての楽器を紹介していきます。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

 

 

 

 

チューナーの正しい使い方【吹奏楽初心者必見】

「チューナーの正しい使い方ってどういう意味?」

 「チューナーのHz(ヘルツ)って何?」

 「毎日練習しているときに使っているけど全然音程良くならないな~。」

 「合奏やパート練習で音程悪いと言われる。泣」

 

この記事を読んで練習すると、音程は良くなりこのような悩みは解決します。

ぜひ、読んで今後の練習改善に使ってみてくださいね。

 

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こんにちは!ポジティブ先生です。

私は、音楽大学卒業後プロのトロンボーン奏者として活動していました。

トロンボーン歴は28年になります。

現在は、中学校の教師で吹奏楽部の顧問をしています。

全日本吹奏楽コンクールでは、指揮者として関西大会金賞受賞。

奏者としては全国大会金賞7回受賞しました。

私が、これまでに奏者として、また指導者として経験してきた役立つ情報を発信していきます。

 

 

それでは、本題に移ります!

 

  

本記事のテーマ

チューナーの正しい使い方

 

 

 

 

 

 

 

【チューナーの意味】

 

普段、私たちが「チューナー」と言っていますが、正式名称はチューニング・メーターといいます。

一般的に、楽器を調律するための電子機器であり、入力されたピッチと基準音の差を視覚化して表示し、それを元に調律を行うものにります。

 

毎日使うものなので、正式名称は覚えておきましょう!

 

 

【チューナーの種類】

 

主に吹奏楽やオーケストラなどの楽器のチューニングで使われるのは、以下の3つのタイプが多いです。それぞれの特徴を紹介します。

 

 カード型

・薄型で譜面台の上などにおいて練習できる。

・半音階で音の出るものが多い。

・メトロノーム付きである。

・落としても壊れにくい。(これは、私の経験です)

 

クリップ型

・楽器に装着できる。

・マイクを繋がなくていい。

・小さくて持ち運びが楽。

・打楽器には使いにくい。


 

 

スマホアプリ

・無料で使える。

・最近は正確に測れる。

・スマホの電池消耗が早い。

・中学生は学校に持っていけないので使えない。

 

どれもメーカーにより特徴や値段は違いますが、カード型を購入する場合はチューナーマイクも購入することをオススメします!

 

 

【正しい使い方】

 

1 個人練習の時

 

まず基礎練習では、チューナーの針と「にらめっこ」にならないことです。

私もそうでしたが、中高生に多いのがロングトーンの時に音を出した瞬間からチューナーを見てしまうことです。針を真ん中にしようと口や息で操作してしまいます。

その練習をしてしまうと、その時は合っても正しい音程は身につきません。

 

1.まず吹きたい音をチューナーで鳴らして、音程の響きを覚えましょう。

2.聴いた音程をイメージして楽器を吹く。

3.これで正しいと思えばチューナーで確認。

4.違っていたら、もう一度1~4をする。合っていたら、次は音を聴かずに吹く。

 

可能であれば、1.2の間に「アー」と歌ってから楽器を吹くと効果的です!

もし、音のならないチューナーの場合は3からスタートしてください。

 

コツは、「吹いてから確認のために見る」ようにしましょう!

 

 

2 パート練習の時

 

基本は、パートリーダーの人のみチューナーを使いましょう。

合奏や本番ではチューナーを使いません。ここからは、人と音程を合わすことが重要です。

 

例えば、パートで音程が合わない場合のほとんどが、みんながチューナーを見てしまってることです。

最悪なパターンは、「チューナーの針が真ん中が正しい!私は合っている」となってしまうことです。

 

チューナーで真ん中は基準なだけであって、ハーモニーを吹く時、ソロを吹く時それぞれ少し高めに吹いたり、低めに吹いたりします。

(その方法は、今後の記事で解説しますね。)

 

正しい使い方は、どうしても音程が合わない場合、パートリーダー、もしくは主音を吹いている人だけチューナーを見て合わすようにしましょう。

他の人は、その音を聴いて耳で合わすようにしましょう!

 

3 合奏の時

 

基本は使わないのが望ましいです。

どうしても、気になるようなら周りの人の音程が全体的に高いか低いかの確認程度にしましょう。

 

それより、とにかく自分と同じ音を吹いている人を聴いて探し、その音に合わすことです!

 

 

 

【豆知識 ㎐とは?】

 

みなさんは、普段チューニングするとき何ヘルツでされていますか?

先生から言われたり先輩から言われて442Hzか443Hzで合わされているかと思います。実は、それには理由があります。

 

1939年に国際標準ピッチA=440Hzが定められました。

それまでは、国によって基準は違っていまたした。またバロック時代のは415Hzでした。例えば現在のCの音を415Hzにすると、半音低いBの音になっていました。

そして、世界的にこれでは大変だということで440Hzに固定しようと定められました。

しかし、海外の有名なオーケストラがピッチを上げたりたことにより、日本でも吹奏楽コンクールなどで基準ピッチを上げることで他の楽団より明るい響きで演奏する団体が全国大会で勝つようになりました。

そのため、どの団体も基準ピッチを上げるようになりました。

現在では、吹奏楽やオーケストラでは442Hz、J-POPなどでは440Hzが基準となっています。
あと、楽器は気温によっても音程は変わるため基準はありますが、そこは楽団や個人によって様々です。

 

 

【最後に】

音程は、良い音楽をするための重要な要素です。

チューナーは使い方次第で、必ず音程は良くなっていきます。

みんなで良い音楽を奏でるために正しい知識と使い方を覚えて練習していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リップスラーのコツと練習方法【金管楽器初心者必見】

リップスラーって、どういう練習をしたらいいのかな~?

何かコツはないかな~?

毎日、基礎練習でリップスラーをやっているけど、なかなかうまくできない。。。

教則本通りやっても、難しくてなかなか進まない。。。

リップスラーは嫌い!!

この記事では、そんなお悩みを解決します。

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こんにちは!ポジティブ先生です。


私は、音楽大学卒業後からプロのトロンボーン奏者としてオーケストラや吹奏楽トレーナーなどをして活動していました。

今回で、ブログを初めて6記事目になります。
過去の記事では、楽器の基礎練習について書いてきました。

今回は、リップスラーの内容です。

「楽器が大好きで練習しているけど、なかなか上達できない。今壁にぶちあたっている。」という人にこそ読んでほしいと思います。

それでは、本題に移ります。

 

 

 

 

 

 

【リップスラーについて】

 

 

リップスラーとは「金管の奏法において、同じ指やスライドによって違った音を出す。タンギングを使わずに唇の動きや息のスピードで音を動かす奏法。」のことを言います。

金管楽器の人にとっては、基礎練習で必ず練習する内容ですね。

ただこれが難しい。

みなさんは、「リップスラー練習で何に悩まれていますか?」

例えば、「音の上行系の時はやりやすいけど、下行系は苦手」

「音が変わるときにアンブッシュア(口)が動いてしまう」

など、リップスラーの練習だけでも悩みはあると思います。それでは、その悩みの解決方法のコツを解説しますね。

 

 



【リップスラーのコツ7選】 

 


1.やりやすいパターンから練習しよう!


どの教則本にも、見やすさが大切なために書かれています。練習するための順番ではないということです。私は、中学生のころ知らなくて順番通りに練習していました。
苦手なパターンから練習すると、口にいらない力が入ってしまったり、変なクセがついてしまったりしてしまいます。

やりやすい音域、パターンから少しずつ難しいパターンに変えて練習していってください。

 



2.マウスピースを吹いてからやってみよう!


ピアノやキーボードがあれば、今から吹こうとしているリップスラーの音を聴きながら正確な音程でマウスピースで吹こう。(タンギングはしないように)
その練習をしてから楽器で吹くと、楽器に頼らず吹けるので凄く吹きやすくなっています。

大切なことは、「頭の中で鳴っている音→マウスピース→楽器」

全て繋がることができれば、バッチリです!これを忘れないようにしましょう。

 

 


3.音階練習の延長!


鏡で自分の口を見ながらBdorを吹いてみましょう。

例えば、Bdurで下のBからBCDEsFと順番に上がったときにアンブシュアは変わっていますか?
多少は変わっても、大きく動くことはないと思います。

次は、下のB→Fの往復のリップスラーをしてみましょう。その時にアンブシュアが同じであればOKです!

リップスラーの時だけ、動きが大きくなる場合は無駄な動きをしています。

鏡を見ながら音階練習→リップスラーをやるとアンブシュアも安定していきます!

 

 


4.クレシェンド・デクレシェンドでやってみよう!


上行するときはクレシェンド、下行するときはデクレシェンドで練習してみてください。

多少音が雑になっても大丈夫です。

上行系や下行系でどちらかが苦手という場合は、息の量に問題があることが多いです。

この練習を1週間ほどすると、かなり楽にリップスラーできるようになります。

 

 


5.タンギングを入れてみよう!


この練習は、1~4のコツが掴めてスムーズにリップスラーができるようになってからやりましょう。

例えばBFBFBのリップラーをやった続きに、同じ音列でアクセントをつけて練習してみてください。

これができるようになると、最小限のアンブシュアの動きで曲が吹けるようになっていきます。すべてのリップスラーのパターンで練習してみましょう。

 

 


6.スライドやトリガーを使おう!


楽器で正確な音程で吹くには、リップスラーをするときでもスライドやトリガーは必ず

動かしましょう。ただ、今吹いている楽器のクセが分からないとできないので各音の音

程を調べて覚えてからにしましょう。

 



7.バランスよく練習しよう!


どんな練習でも、苦手だからと言って練習しないのもいけないし、やりすぎもよくありません。
例えば、毎日の食事と同じです。偏った食生活はいくら良いものを食べても体には悪いです。

ロングトーン30分したらリップスラー30分くらいの割合がベストです!

なんでも、毎日の積み重ねが大切なのでバランスを大切に良い練習を日々重ねましょう。

 

 



【リップスラーの効果】

・柔軟なアンブシュアになり楽器が吹けるようになるのでバテにくくなる。

・曲で難しい跳躍が出てきても平気になる。

・高音域が吹けるようになる。

・音程がよくなる。

・クリアなタンギングができるようになる。

 

 

【最後に】



今回の記事の内容は、基本的なことばかりです。ぜひ、毎日の練習に取り入れてみてください。

1週間もすれば、リップスラーが得意になっています。


ただ、忘れてはいけないのは基礎練習は自分の音楽表現の幅を豊かにするためにあります。

すべでの基礎練習が、音楽表現につながるという意識を持って練習しましょう。

そして、曲を吹くときは基礎の延長だという意識を持ちましょう。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

みなさんの楽器人生に少しでもお役に立てると嬉しいです!

タンギングのコツと練習方法【吹奏楽初心者の方必見】

 

こんにちは!ポジティブ先生です。

 

最近はコロナの影響で、臨時休校や在宅勤務など外出自粛で楽器を吹けていますか?

このような状況だからこそ、音楽で人の心を明るくしていきたいですね!

 

 

私は、ブログを書き始めてまだ初心者なので、読みずらかったり、見にくかったりしていると思いますが、少しでも読んでくださる方のお役に立てたら幸いです。

 

今回の記事は、

 

 

「タンギングのコツと練習方法」

 

 

を管楽器初心者の方向けに書いています。

 

最後には、家の中で楽器がなくてもタンギングが上達する秘密の練習法も書いているので、最後まで読んでくださいね!

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【タンギングとは】

 

辞書には「管楽器の演奏で、舌を用いる奏法の総称。空気の流れを一時的に中断し、各音の出始めを明瞭にする。」と書いてあります。

 

もちろんその通りですが、タンギングをすることによって、音楽の表現を豊かにすることができます。

 

逆に、管楽器でタンギングを使わなかったら大変なことになりますね。音楽はグニャグニャな表現しかできなくなってしまいます。

 

タンギングは、管楽器奏者にとって大切なものですね。

                          

 

 

【タンギングのコツ】

 

1.発音は「TA」だけではない

 

タンギングの種類は何百種類もあると言われています。

「え!?多い!!」

と感じられるかと思います。

 

よく教則本などにのっている基本的なタンギングだけだと、スタッカートやアクセント、テヌートなどで3種類になります。

 

例えば、スタッカートだけでも中音域を吹くときのタンギング、低音域を吹くときのタンギング、高音域を吹くときのタンギングと全然変わってきます。

また、曲によってもスタッカートだけど軽めにタンギング、重めにタンギングなどあります。

そう考えると凄い数になりますね。

 

そのことを理解して、すべての音域の発音を「TA」と考えないようにしましょう。

 

音域ごとに発音を変えることができると、綺麗な発音になっていきます。

 

中音域:「TA」

低音域:「DA」「DO」

高音域:「TI」「TE」

 

などが、基本的な発音になります。ただ、楽器によって、また人それぞれ口の中の大きさなどによって違います。

 

これから、書いていることを意識しながら練習してコツをつかんでいきましょう。

 

 

2.息の流れを大切に

 

私自身も初心者の頃は、タンギング練習をしていると「どうやったら速いタンギングができるんだろう?」とか考えて、舌の動きばかりに意識がいってました。

 

今になっていえることですが、そんなことを考えていてでは絶対に速いタンギングや、きれいなタンギングはできないです。

 

タンギングで大切なことは、「息の流れを止めない」ことです。

ロングトーンをやっている延長で考えることです。

 

息の流れとタンギングのバランスは 

 

息9:タンギング1 が理想になります!

 

コツは「息の流れに舌を軽くのせる」イメージを忘れないように練習してみましょう。

 

 

 

3.舌は突くのではなく離す

 

舌を突くイメージで、タンギングをすると息の流れは止まってしまいます。

 

そうなることによって、舌はいらない力が入り固くなってスムーズな動きが困難になります。

 

コツは2でも書いたように、息の流れを大切にしたうえで「舌を離す」イメージで練習しましょう。

 

 

4.タンギングは舌の先端で

 

タンギングが苦手な人で、この意識をするだけでスムーズにタンギングができるようになる人が多いです。

イメージとしては、歯のうらの、歯と歯茎の間を狙って舌の先端で突いて離すイメージです。

 

 

 

【練習方法】

 

コツで書いたことを意識して、初心者の方にむけた練習方法です。

基礎的な練習なので、自分が納得いく音型になるまでは難しいです。

私自身プロで活動していた時も毎日練習していました。

 

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この楽譜は、トロンボーン用に書いていますが、どの楽器でも同じです。

 

どの教則本にも載っているタンギング練習です。

4つのパターンを練習しますが、練習の方法を説明します。

 

 

1.基本はBdorで練習する。

 

2.テヌート・アクセント・スタッカートの3種類をする。

 

3.メトロノームを使い、16分音符がシングルタンギングで吹ける速さで練習。

(息の流れがつかめるまでは、ゆっくりなテンポで練習するほうがいい。)

 

4.音量は、楽に吹ける音量でOK。

 

5.慣れてきたら下のBから、今吹ける最低音まで練習。

(低い音のタンギングは難しいですが、中音域のタンギングがやりやすくなります。)

 

 

  

【秘密の練習法】

 

それは、「早口言葉」です!

 

楽器がなくても、家で練習できる秘密の方法です。

これは、私も学生時代によくやっていました。タンギングがやりやすくなったり、速いタンギングもできるようになるので、ぜひやってみてくださいね。

ここに、例を載せておきます。

 

難易度1

 赤パジャマ黄パジャマ茶パジャマ 

 

難易度2

 この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた

 

難易度3

 かえるひょこひょこ三ひょこひょこ四ひょこ五ひょこ六ひょこひょこ七ひょこ八ひょこ九ひょこ十ひょこ

 

難易度4

 美術室技術室手術室 美術準備室技術準備室手術準備室 美術助手技術助手手術助手

 

難易度5

 輸出車 輸出湯 輸出酢

 

 

 

【最後に】

 

今回の記事のタンギングのコツや練習方法は、私が経験してきて楽器を吹いていくうえで必ず大切だと思うことばかり書きました。

 

特にコツに関しては、1つでも欠けるとタンギングは上手くいきません。

そして、タンギングは音楽表現に直接な影響があり凄く奥が深いです。

 

今後、お悩み解決法など詳しく記事も書いていきます。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

Twitterもしているので、興味のある方はフォローしてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロングトーンの魅力と練習のコツ【美しい音色を目指そう】

こんにちは!ポジティブ先生です。

 

私は、中学生からトロンボーンを始めて音大卒業後から約8年間プロのフリートロンボーン奏者として活動していました。

現在は中学校に勤め、吹奏楽部顧問をしています。吹奏楽コンクールでは全国大会金賞など受賞しています。

今まで一緒に頑張ってきた部員たちは、音楽大学に進学したり吹奏楽の講師として活躍しています。

 

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「ロングトーンの魅力と練習のコツ」

 

についての記事になります。基本は、吹奏楽や楽器を始めた方の初心者の方向けに書いていますが、経験者の方は参考にしてもらえると嬉しいです!

 

 

 

【ロングトーンの魅力】

 

みなさん、ロングトーンは好きですか?

 

 

 「ただ音を伸ばすだけで楽しくない」

 

 「ロングトーンしていると眠たくなる」

 

 「毎日やっても、全然きれいな音が出ない」

 

 

などたくさん嫌いな意見がでてきそうです。私もですが、初心者の時は誰もが必ず1回は感じることだと思います。

 

しかし私は、あることがきっかけでロングトーンが中学生3年生の頃から大好きになり、ロングトーン練習だけでも長い日には3時間とかやっていました。

 

なぜ私が、そこまでロングトーンが好きになったかというと「パリトロンボーン四重奏団」が来日して、その演奏会を聴きに行った時のことでした。

 

当時、音楽高校を受験しようとしていてレッスンに通っていた先生に、本番直前に楽屋に連れて行っていただきました。

 

ノックをして楽屋に入ると、ミシェル・ベッケさんがロングトーンをされていて私の顔の目の前まできてロングトーンしてくださりました。

その時の音が、この世の音とは思えないくらい美しくキラキラしていて鳥肌が立ちました。

そして通訳の方に「どうしてこんな音が出るのか?」という質問を、今考えると恥ずかしいですが中学生の私は質問しました。

 

すると、ベッケさんは日本語で「ずっとロングトーン」と一言、笑顔で言われました。

 

その言葉を聞いた日から、私はベッケさんのように「魅力のある音」を吹きたいと思いロングトーンが大好きになりました。

そして、様々なロングトーンの練習方法を考え音を磨きに磨き、ベッケさんの音色にはかないませんがプロとして仕事がやっていけるところまできました。

 

 

 

【ロングトーンの基本】

 

いつも皆さんがロングトーン練習している方法に、プラスして考えてもらえたらと思います。

 

 ①          ②           ③

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 上の図を見てください。これがロングトーンの基本的な音型になります。

 

①アタック(音の始まり)

②コア(音の中身)

③リリース(音の最後の処理)

 

①は、音のスタートになる重要な場所です。

タンギングが、固くきつくなってしまってもダメで、かといって緩くなりすぎてもハッキリしない音になってしまいます。

 

②は、音を伸ばしているときの、一番長く響きの部分になります。

個々の音が、たっぷり響きのある音で吹けることが理想です。

 

③は、音の最後。個々の処理が雑になるといくら綺麗な音でロングトーンできても汚く聴こえてしまいます。

 

ロングトーンは、この①~③が図のような音型で吹けることが最初の目標です。

ただ、こういうシンプルなものほど凄く難しいので、すぐにできなくて当然です。

じっくり今から書いていることを意識して練習していきましょう。

 

 

【ロングトーン練習のコツ6選】

 

1.姿勢を正そう!

 

当たり前ですが、長時間ロングトーンをしていると 意識がいろんなところに崩れやすいです。

コツは、立奏の場合は足の指先に体重を乗せること。イメージとしては、大きな木の根のように足の裏から根が床に張っている意識をもとう。

 

 

2.目線を意識!

 

基本は、遠い場所の1点を見て、そこにめがけて吹くことです。そうすることによって、音は遠くまで飛び 、まとまった響きになっていきます。

 

 

 3.息は使い切る!

 

何拍伸ばしてロングトーンをするかは自由です。ブレスをたっぷりとることはもちろんですが、そこにばかり意識が生きやすいので、息をすべて使い切ることを意識しよう。そうすることによって、たくさんブレスできるようになります。

 

 

4.チューナーは確認程度!

 

特に中高生の初心者の方に多いのが、チューナーとにらめっこしてロングトーンをしてしまっていることがあります。これは、いくらやっても正しい音程は身に付きません。

 

ロングトーンで音程も良くするためには、チューナーでロングトーンをする音を聴いて、遠くを見てロングトーン。確認のために一瞬だけチューナーを見るぐらいにしておきましょう。そうすることによって、自然と正しい音程(響き)が身に付きます。

ただ、ロングトーンは様々なことを意識して練習するので、音程ばかりにとらわれないようにしましょう。

 

 

5.すべての音域をバランスよく練習!

 

人間は、どうしても楽で吹きやすい音ばかりに練習がかたよっていきます。そのために、不得意な音域ができてしまいます。もちろん中音域から低音域にかけて、じっくり練習することは大切ですが高音域も必ずロングトーンしましょう。それができるようになると、いろんな練習にプラスになっていきます。

 

 

6.好きな音のイメージを大切に!

 

これがロングトーン練習にとって一番大事なことです。音を磨くためには、イメージがないと綺麗な音には絶対になりません。とにかくCDやYouTubeなどで好きな奏者を見つけて聴きまくりましょう。

 

 

 

【秘密の練習法】

 ここからは、あまり知られていない必ず上達する練習方法です。

私が学生の時にベルリンフィルハーモニーのホルン奏者ラデク・バボラークさんのレッスンを受けたときに教えていただいた練習方法です。

ロングトーン練習をするときに図①を見てブレスをする。そして息をはくときは図②をみてはく。

これで練習をするとビックリするくらい変わります!こっそり、この図だけプリントアウトしてやってみてください。

 

 

 

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【最後に】

今回紹介したことは、私が経験してきてロングトーンを練習するにあたって大切なこと、そして意識すれば必ず上達することを書きました。楽器の音色を磨くには、これ以外にもたくさん方法はあります。

どんどん練習して、魅力的な音作り頑張ってください。

 

一つ大切なことを書き忘れていました。

練習をして音を磨くことは当然ですが、人間磨きが一番重要かもしれません。

私が出会った魅力的な音で演奏される方は、人間的にも魅力的な方ばかりでした。

音は、嘘をつかない!綺麗な心、綺麗な音を目指してくださいね!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

質問や意見などありましたら、気軽にお声かけください。

 



 

 

 

楽器を練習するときにウォーミングアップは必要?

こんにちは。ポジティブ先生です!

私は、高校より音楽を専門的に勉強して、フリートロンボーン奏者として活動していました。今は、中学校教師、吹奏楽部顧問として勤めています。

 

さて今回は、ウォーミングアップのお話です。

 

みなさんは楽器を練習するときに、ウォーミングアップはされていますか?

時間かかるしする意味あるのかな~?

別にしなくても吹けるしいらないかな~?

初心者の方は1度は考えることだと思います。

 

 

 

楽器を練習するときにウォーミングアップは必要?

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先に答えからいうと、絶対必要です。

人間は、朝起きて声を出すときにウォーミングアップしないですよね。また、普段歩くとき、走るときなどもしません。私は生きてきた中で意識してやったこともないですし、やったとしてもラジオ体操ぐらいです。


なぜしなくてもいいかというと、声を出すことや歩く、走るなどは人間が生まれもって必要な行動で、自然と体ができるようになっているからです。

それでは、楽器はどうでしょうか?楽器を吹くために生まれてきた人はいないですよね。 人の体は、生まれもって楽器を吹くような体には残念ながらなっていません。


もし楽器を吹く前に、ウォーミングアップをしなかったら、体や口に変な力が入り、ダメな奏法が体に身についてしまいます。毎日それを続けてしまうと、演奏できない体になります。 (私は、これを3日続けてしまい、大きなスランプに陥りました。泣)

楽器を練習するためには、ウォーミングアップをして練習ができる体を作ることが大切です。

 



具体的にウォーミングアップの方法を紹介します。


*ここからは、中高生の人や楽器初心者の方に向けて書いています。経験者の方やレッスンを 受けられている方は参考までにしてくださいね。



1.体の柔軟体操(3分)


何をする時も同じですが体をほぐしましょう。ラジオ体操でもいいですし、自分でアレンジして短時間(3分くらい)でできるメニューを考えましょう。



2.ブレストレーニング(2分)

 

これは、していない人も多いと思いますが大切です!
前回のブログにも少し紹介しましたが詳しく書きます。

まずは息を吐きる→4拍吸う→4拍息を止める→5拍ですべてはく→4拍息を止める。

メトロノームで四分音符60くらいで、メトロノームがなければ、心の中でリズムを感じてやりましょう。慣れてくると、1拍ずつ伸ばしていくといいです。
これを5回ほどやりましょう。

注意:姿勢を正すこと。腹式呼吸を意識しよう。
ただ、腹式呼吸に関しては難しいので、お腹が膨らむイメージだけもとう。

(また、腹式呼吸についてのブログを書きます)
  


3.マウスピース(5分)


マウスピースは、口をほぐすイメージで低音域~高音域~低音域を自由に吹いていきましょう。もしマウスピースだけが吹きにくい場合は、小指でマウスピースのシャンク の先を半分くらい塞ぐと吹きやすいです。ピアノなどがあれば、スケール などをやってもいいです。

注意:タンギングは使わず、息の流れだけで音域を変えましょう。
マウスピースを吹いているイメージではなく楽器を吹いているイメージで吹こう。


4.半音階(5分)


ここで、多くの人がいきなりロングトーンをしていると思います。特に部活動などでは全体にメニューがあり、例えばマウスピース5分、ロングトーン20分など練習 内容が決 まっている場合もよくあります。

実は、ここでロングトーンをしてしまうと、せっかく マウスピースでほぐした口がロングトーンをすることにより固まってしまいます。5分でいいので、半音階などを使い楽な音量で口をほぐしていきましょう。

注意:マウスピース練習の延長という意識を持とう。



5.ロングトーン(20分)

 

ここでやっと、ロングトーンです。ロングトーンの練習は様々ありますが、吹きやすい 音域、音量から練習していきましょう。
とにかく、音のイメージが一番大切です。良い姿勢、良いブレス、良い音を意識しよう。

注意:目線が大切です。遠く1点をみつめて、そこに音を飛ばすイメージでロングトーン。


6.リップスラー(10分)

 

よく教則本などには、下のBからスタートすることが多いです。
(これは見やすくするためにそのようになっています)
ただ、人それぞれ得意なリップスラーは違います。ウォーミングアップでは、とにかく 自分の得意なパターンから練習しましょう。そこから、少しずつ苦手なパターン、自分 にとって難しいパターンに移していくことが大切です。

注意:間違って苦手なパターンから練習すると変な癖がつきリップスラー自体、嫌いになってしまいます。


7.タンギング(10分)


タンギングは、基本のテヌート、アクセント、スタッカートを中心に吹きやすい音域から練習していきましょう。
特に、低音域の練習をするといいです。テンポはゆっくりからでいいので、シングルタンギング、ダブルタンギング、トリプルタンギングすべて毎日やりましょう。

 

注意:タンギングは舌の運動の練習ばかり意識せずに息の流れが止まらないように意識しよう。
ダブルタンギングやトリプルタンギングは難しいので、練習しない時がないように毎日コツコツ練習を積み重ねよう。


8.スケール(5分)

 

ここまでの練習のまとめです。一番おろそかになりがちですが長調(12音階)を毎日1回は練習しよう。

もちろん、いきなり12音階を練習するのは時間がかかります。
1日1つの調でもいいので覚えていきましょう!12日で全て覚えられます。それができると12音階が数分で1通り練習できます。

注意:スケール練習は、指にばかり意識せずに姿勢や息の流れ、音色なども意識しよう。


      

まとめ


今回は、初心者の方に向けた「楽器を練習するときにウォーミングアップは必要?」というタイトルで基本的なことを書きました。
ただ書いていることは、私自身、高校生になるまでなかなか意識できていませんでした。
紹介した練習方法は合計1時間になっています。
もちろん、日によって、学校によってウォーミングアップに使える時間は違います。できる限り、同じ内容ができるよう時間配分を考えてみてください。
初心者の方で、これだけのことが意識して練習すると必ず上達します!ぜひ、これからの練習の参考にしてもらえると嬉しいです。

吹奏楽部の方必見!楽器がなくても家でできる練習

 

こんにちは!

コロナで外出もできにくい状況で

 

みなさん、毎日楽器吹けていますか?

 

もちろん、学校にいる時以上に練習できている方もいると思いますが、住んでいる環境などで吹けない方のほうが多いと思います。

先日、私の勤めている学校でも入学式と始業式はできましたが、すぐに臨時休業になりました。

その時に、部員たちは「楽器持って帰って練習します!」て言っている生徒。逆に「家じゃ近所迷惑になるから吹けないです。吹ける人が羨ましい」と言っている生徒もいました。

 

「吹奏楽部の方必見!楽器がなくても家でできる練習」

 

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自分と同じ楽器のプロの演奏を聴く

 

CD、YouTube、spotifyなどで、良い音楽、音色をたくさん聴こう。

楽器を演奏していくうえでイメージはとても重要です。例えば勉強でいうと教科書みたいなものです。好きな音の奏者が見つかれば、音色から表現力まで何度も聴いて覚えよう。必ず楽器が吹けるときにプラスになります!

 

 

音楽を聴くときは裏拍を感じて

 

これは、私が中学生の時に裏拍が全然とれなくて困っていた時に教えていただきました。家で音楽を聴くときや、TV番組やCMで流れている音楽を聴くときなど日常生活で流れている全ての音楽を裏打ちをしなら聴こう。

ただ、それ自体が難しい人も中にはおられると思います。その場合は、マーチ(行進曲)を聴いてホルンやトロンボーン、スネアの裏打ちを聴いて同じリズムを叩けるようにしよう!

これは1週間ほど意識してやると、裏打ちのコツをつかむことができます!

オススメです!!

 

 

声に出して歌おう

 

もちろん大きな声で歌う必要はありません。今持っている楽譜、今までやったことのある楽譜を声に出して歌おう。できれば、ピアノやチューナーなど音のあるものがあると、効率的です。「楽器は好きですが意外と歌うことが苦手」な人は多いと思います。歌が苦手な人ほどやってみてください!正確な音程を声に出して歌えると、楽器を吹くとき音程は良くなるし、楽器のツボにも入りやすくなり良い音もでやすくなります。

いいこと尽くしです!

 

ブレストレーニング

 

ブレストレーニングは、必ず毎日やったほうがいいです!

よく「1日吹かなかったら、取り戻すのに3日かかる」と言われます。この原因の一つがブレスです。

普段使う息の量と、楽器を吹くときの息の量は全然違います。1日吹かないだけで、息を吸う量も減ってしまうのでぜひ練習してみましょう。

練習方法は、まず椅子に座るか姿勢を正して立ってください。

メトロノームか時計の秒針を見て、まずは体の中の空気をすべて吐ききります。そして4拍おもいっきり吸って4拍息を止める。そして5拍かけて吐き切ります。この繰り返しを5回してください。時間があれば、すべて1拍ずつ長くしていきましょう。

これは普段楽器の練習の前に練習しても効果的です。

 

 

 

フィンガリングの練習(木管、金管の方)

 

フィンガリングというのは、指使いです。管楽器奏者にとってフィンガリング練習は凄く大切です。もちろん、楽器を吹きながらでもいいですが、なくても十分練習できます。楽器があれば楽器で音を出さずに息だけ流して指だけの練習。楽器がなければ、家にある楽器の太さに近い物を使い指の練習をしてみましょう!この時に大切なことは、「息を流す」ということです。これをすることによって、ブレスコントロールの練習にもなり、指にいらない力が入りにくくなります。曲だけに限らず、スケールなどもできます。もし全調のスケールがまだ吹けない方は、これを機に練習してみましょう!

 

 

マウスピースを吹こう(金管楽器の方)

 

ただマウスピースを吹くのではありません。自分の好きな音楽を聴きながら(ポップス)でもいいです。カラオケで歌うようにマウスピースで好きな曲を吹こう!

これは、好きな曲というのが大切です。楽しく音楽に乗って吹くことで、気付けるものがあります!これは、簡単に書いていますが凄く重要です。

普段マウスピースを吹くときはアンブシュアやブレスなど、色々考えてしまうと思います。それに、もし学校でマウスピースで適当に吹いていると先生や先輩からの目も気になると思います。家でしかできない練習です!

 

 

ありとあらゆるものを楽器に(打楽器の方)

 

これは、打楽器の先生から教えていただきました。好きな音楽を聴きながら、家にある物で曲にあった音色を探して、叩きまくろう!家にある物すべてが打楽器です!

こんなことを言うと、お家の方に怒られそうですが・・・。

先ほど書きましたマウスピースの話にもつながりますが、音楽に乗って楽しむことが重要です。そして普段楽器を練習していると、どうしてもリズムばかりに意識が言ってしまいます。実は上手な打楽器奏者はリズム感はもちろん音色も凄く研究されています。

是非この機会に楽しくリズム以外で音色にも意識を向けてみましょう。

 

 

楽典や楽器についての知識をインプット

 

普段の生活では、音楽の授業や部活ぐらいで、音楽の学校に行かない限り勉強する機会は少ないと思います。

今ならネットで調べると何でも検索できます。まずは、音楽用語や今練習している楽器の歴史など勉強してみましょう!

 

 

 

最後に

これ以外にも、考えれば色々練習ができると思います。それを考えて自分だけのオリジナルの練習方法を考えるのも楽しいですよ!

こういう時だからこそ、今という時間を大切に日々前向きに成長していきましょう!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ご意見やご質問などあれば気軽にお声かけしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポジティブ先生の紹介です

【ポジティブ先生の紹介です】

 

  • 4歳からピアノを始める
  • 中学校より吹奏楽部でトロンボーンを始める
  • 音楽高校卒業
  • 〇〇音楽大学音楽学部器楽学科トロンボーン専攻卒業
トロンボーン奏者として全日本吹奏楽コンクール全国大会金賞7回受賞
指揮者として関西大会金賞受賞、県大会最優秀賞数回受賞
 

大学卒業後、フリートロンボーン奏者としてオーケストラや吹奏楽、ブラスバンド、アンサンブル等で活動する。またレッスンや吹奏楽部の楽団トレーナー等をする。現在は中学校音楽教師、吹奏楽部顧問をしています。

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【趣味】

・美味しいお店探し

 例えば、ラーメン屋は週末などに仲の良い職員や家族で隣の県であっても、ラーメンだけを目的に食べに行きます。また、香川にうどん食べに行くのが好きで1日に5件ほど食べに行きます!

あと、ミシュランの本にのっている店巡りも大好きです!

 

・マラソン

健康のために3年前から走るようにしています。やり始めたころは毎日5キロ~10キロくらい走っていました。何も知識のない状態だったので足を怪我してしまいました。

そこからは、自分の足に合ったインソールを作ってもらい陸上の専門の先生に練習方法を教わり、今では大会にまででられるようになりました。

 

・温泉巡り

温泉は、学生の頃から大好きです。いい湯を求めたり、いい雰囲気の温泉を探しにいろんなところに行っています。

 

 

 

 

 

 

【ブログを始めた理由】

 

 私が学生の頃からお世話になっていて、尊敬している先生が今年に入って、お亡くなりになられました。その時に、何も先生に恩返しできていない。感謝の気持ちも伝えらていない。凄く悔しい気持ちでいっぱいでした。

 

しかしこのまま落ち込んでばかりいられない。先生から学んだ様々なことを、もっとたくさんの方に伝えたいと思いブログを始めることとなりました。

 

少しでも、吹奏楽や楽器をされている方に、楽器の上達法や指導者としてのノウハウなどお伝えできたらと思います。

 

【夢】

夢は、たくさんあります!

その中でも、教師として今まで教えてきた生徒たちの夢でもある全日本吹奏楽コンクール金賞を指揮者として受賞する。

ブログでは1人でも多くの方に私のブログを読んでいただき、前向きになったり、お役に立てるブログを書く。
そして、「ブログ界の音楽はポジティブ先生」と言われるまで絶対書き続ける。

 

私は、今までも音楽の道一筋で生きてきました。
最初は「プロなんて無理だからやめてたほうがいい」など、反対の意見もいっぱいありました。

 

そして、学生の時に2年間のスランプに陥りました。

音は、中学生の初心者と同じ。何をやっても治らない。さすがに、もう無理だ。諦めようと何度も思い
ました。

しかし、沢山の方から支えていただき乗り越えることができました。

そして、大学卒業後にはプロでも活動することができました。

今後も、何があってもあきらめず本気でやっていきます!

 

皆さんの役に立つ情報を発信していきますので、応援よろしくお願いします!